「副業でレンタルスペースを始めたいんだけどどうかな?大変?どれくらい稼げるの?」
そんな疑問にお答えします。
レンタルスペースは、会社員や主婦の方でも始められる副業です。
この記事を書いている僕も、副業でレンタルスペース運営を始めて、今では5つのジャンルのレンタルスペースを運営中。
2022年~2023年にかけても売上は安定していて、売上は月150万円、利益は月100万円ほど稼いでいます。
副業で始めても、月利益100万円以上稼ぐこともできるビジネスです。
僕の場合、他の副業もやっていることもあり、レンタルスペース副業がおすすめな点が分かるので、この記事を書こうと思いました。
また、実際に僕が運営しているレンタルスペースも紹介しながら、副業でレンタルスペースを始める上での注意点もお話しするので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
【2023年最新】レンタルスペースが副業におすすめな5つの理由
おすすめの理由は下記の5つです。
① 需要がある(成長性がある)
② 低資金で始められる
③ 労働時間が少ない
④ 再現性が高い
⑤ 不動産より利回りがいい
順番に解説していきます。
① 需要がある(成長性がある)
レンタルスペースとは、部屋やスペースを時間単位で貸し出す(レンタルする)ビジネスですが、それが今の時代はとにかく需要があります。
シェアリングエコノミーという言葉が流行り、部屋をシェアする=レンタルスペースの知名度も高くなり、若年層だけでなく幅広い年代に利用者層も広がってきているからです。
また、一昔前だとレンタルスペース=パーティースペースという概念でしたが、今では様々なジャンルのスペースがあって、それぞれの利用者数も増加しています。
パーティースペースの他には、会議室、ダンススタジオ、撮影スタジオ、ジムなど、様々なジャンルのスペースがあります。
知らない人からしたら「レンタルスペースなんて需要あるの?」と思うかもしれませんが、実はかなりの需要があって僕が運営しているレンタルスペースも毎日予約が入っています。
需要があるのですぐに売上が出るということもあって、副業におおすすめです。
レンタルスペースの需要については下記記事で詳しく解説しています。
-
【データ公開】レンタルスペースの需要ってどうなの?【2022年最新】
「レンタルスペース運営を始めてみたいんだけど需要ってあるの?実際に運営している人の話を聞きたいんだけど...」 そんな疑問にお答えします。 この記事を書いている僕は、5つのジャンルのレンタルスペースを ...
続きを見る
② 低資金で始められる
レンタルスペース運営にかかる初期費用は、1部屋あたり50万円〜100万円くらいです(家賃、内装、備品費用)。
カフェやラーメン屋など、開業資金に何百万〜何千万円かかるビジネスと比べたらかなり安いです。
またレンタルスペースは、民泊のように届け出をして行政の許可を得る必要もありません。
レンタルスペースは低予算かつ低リスクで始めることができるので、副業にはおすすめです。
下記記事も参考にしてください。
-
レンタルスペース運営にかかる初期費用について【0円でも可能です】
「レンタルスペース運営を始めるのに初期費用ってどれくらい必要?できれば具体的にかかった費用の詳細を教えてほしい...」 今回はそんな疑問にお答えします。 本記事を読むメリットはこんな感じ。 レンタルス ...
続きを見る
③ 労働時間が少ない
レンタルスペースは、最初こそ大変ですが(部屋決め、内装、備品準備などで)、運営がスタートすれば労働時間はかなり少なくなります。
メール対応や、たまに来る電話対応、部屋の掃除などが仕事のルーティンになります。
ちなみに、部屋の掃除は「清掃のアルバイト」を雇えば毎回行く必要も無くなります。
そうなれば、スマホ1つあれば運営することが可能です。
労働時間が少なくていいので、副業にはおすすめです。
レンタルスペース運営の管理方法は下記記事も参考にしてください。
-
レンタルスペースのおもな運営業務9つを解説【実働1日1時間も可】
「レンタルスペース運営を始めたらどういう業務が必要ですか?スペースを貸し出す以外の運営業務が知りたいです。」 そんな疑問にお答えします。 レンタルスペースをこれから始める人は、具体的にどんな運営業務が ...
続きを見る
④ 再現性が高い
レンタルスペースは、未経験からでも稼ぎやすい副業です。
理由は2つあります。
・集客用プラットフォームが整備されている
・稼げるスペースが誰でも作れる
1つ目は、集客用プラットフォームが整備されていること。
レンタルスペースはプラットフォームがしっかりしているので、集客には困りません。
例えば、下記のようなサイトが有名なプラットフォームです。
集客方法が分からない初心者の方でも、上記のサイトに登録さえすれば、集客に困ることはありません。
他にもおすすめの集客用プラットフォームについては、下記記事で詳しくまとめています。
-
レンタルスペースおすすめポータルサイト10選【月150万稼ぐ僕が教える】
「レンタルスペースで稼いでいる人に質問です。どのポータルサイトに登録すればいいか分かりません。おすすめのポータルサイトはどこですか?」 そんな疑問にお答えします。 この記事を書いている僕は、5つのジャ ...
続きを見る
2つ目の理由は、人気のあるレンタルスペースが真似できるからです。
人気のあるレンタルスペースは、先ほどのスペースマーケットなどで簡単にリサーチすることができるので、稼げるレンタルスペースが誰でも作れるということです。
それに、一度成功したレンタルスペースは、そのノウハウを部屋を増やして横展開していくという方法で売上を増やしていくことができます。
再現性が高くて稼ぎやすいので副業におすすめです。
⑤ 不動産より利回りがいい
レンタルスペースと似たような事業で、「不動産投資」があります。
不動産投資の場合は、2000万円の物件を月10万円で貸して、20年で回収といったビジネスモデルです。
一方で、レンタルスペースの場合は、賃貸物件を借りて→貸し出すという形での運営がほとんどです。
物件を購入する必要もなく、また1物件をつくる初期費用は50万円〜100万円くらいで済みます。
しかも、月の利益は5万円~30万円ほど出るので、初期費用の回収が早ければ1年くらいで可能です。
不動産投資よりもリスクがなく利回りもいいので、副業におすすめです。
レンタルスペースは実際どれくらい稼げるの?
1部屋あたり月10万円〜20万円ぐらいの利益が出たら成功と言えます。
レンタルスペースは、家賃+光熱費+通信費よりも売上のほうが上回ればその差額が利益になるビジネスなので、家賃ができるだけ低い部屋で始めるのが稼ぐためには重要です。
【公開】僕のレンタルスペースの売上実績
ちなみに、僕もレンタルスペースを副業で始めた1人。
そのうちの1つが撮影レンタルスペースなのですが、売上は平均して月30万円くらい出せています。
家賃は75000円の物件なので、利益は月20万円くらい稼ぐことができています。
【公開】撮影レンタルスペースの予約状況
僕は他にも4つのレンタルスペースを運営しているので、レンタルスペースだけの売上は月150万円以上、利益は月100万円以上です。
ただ普段は、動画撮影や動画編集、ホームページ制作、ブログ運営などをしながら生活していて、レンタルスペースの業務はメールと電話対応のみ。
レンタルスペースの労働時間は1日1時間程度で稼ぐことができています。
レンタルスペースはこうした稼ぎ方ができるので、レンタルスペースの副業はおすすめと言えるんです。
レンタルスペースのコロナの影響は?
2020年~2021年ぐらいまでは緊急事態宣言が出された関係で、影響が出たスペースは多かったようです。
コロナのせいで在宅ワークが推奨されたので、特に貸し会議室を運営している人はダメージを受けたみたいですね。
また、コロナが理由でキャンセルをする利用者も多かったので、ドタキャンが結構な頻度でありました。
とはいえ、2022年~は比較的落ち着いています。
僕の周りでもコロナが理由で撤退したという話は聞いていないので、これから参入する方は心配しなくて大丈夫でしょう。
レンタルスペース副業を始める流れ
レンタルスペースを始めるのには届出や免許もいりません。なので、今すぐ副業をスタートできます。
レンタルスペース副業を始める流れとしては、
- 物件探し
- 内装や備品準備
- ポータルサイトの登録
といった感じで進めていきます。
1.物件探し
レンタルスペースでまず最初にやることは物件探しです。
この物件探しが、レンタルスペース運営の最初にして最後の障壁となります。
というのも、ほとんどの賃貸マンションや賃貸アパートが又貸し(転貸)不可の物件なので、レンタルスペースとして第三者に貸すことができません。
自己所有している物件を持っていれば別ですが、ほとんどの人は物件を持っていないから賃貸で考えているはず。
なので、まず最初にやることは、又貸し転貸OKの物件を探しまわるか、NG物件だとしたら大家さんやオーナーの許可を得てから始める必要があります。
物件を探しまわるには、とにかく不動産屋さんにアプローチすることです。
ちなみに、この物件探しが終われば、レンタルスペース開業の90%は終わったようなものです。
仕事の合間に不動産屋に電話やメールで相談してみる、土日をつかって不動産屋を回ってみるなど、空いている時間をとにかく物件探しに費やしてください。
物件の探し方については下記の記事も参考にしてください。
-
レンタルスペースの物件の探し方5選【稼げる物件の見分け方も解説】
「レンタルスペースOKの物件ってどうやって探せばいいの?あとどんな物件を選べばいいのかも教えてほしいんだけど...」 そんな疑問にお答えします。 この記事を読むメリットはこんな感じです。 レンタルスペ ...
続きを見る
物件が決まれば内装や備品を揃えていく
物件が決まったら、内装や備品を揃えてスペース作りです。
お金をかけたくないならDIYで作っていくことをオススメします。大工さんの頼むとかなりお金がかかるので。
ただ、1人でやろうと思うとめちゃくちゃ大変です。
会社員の場合は土日しか作業する時間がないし、運営スタートがどんどん遅れて家賃ばかりが発生するだ日が続いてしまいます。
なので、物件探しと同時に誰か手伝ってもらえそうな人を事前にあたっておくと良いです。
僕の場合は兄と一緒にDIYしました。
もともと兄は手先が器用で工作が得意だったのでちょうど良かったです。もちろんお手伝いの作業料も支払っています。
もし、あなたの周りにDIYが得意な人がいればお願いしてみましょう。
大工さんに頼むよりも外注費も安く抑えられて、内装作りも早く進めることができます。
レンタルスペースに必要な備品については、下記の記事も参考にしてください。
-
レンタルスペースの備品や家具って何買えばいい?【カテゴリ別で解説】
「レンタルスペースの備品や家具って何を揃えればいいの?...スペースカテゴリー別に必要なものが知りたい。」 そんな疑問にお答えします。 今回は、レンタルスペースに必要な備品や家具についてまとめました。 ...
続きを見る
ポータルサイトの登録
内装作りと備品を揃えたら、晴れてレンタルスペースの開業となります。
後は集客するのみ。
集客でまず最初にやることは、ポータルサイトへの登録です。
この2つには必ず登録してください。
ポータルサイトからの集客で一番大事なことは、スペースの写真をたくさん載せることです。
できるならプロのカメラマンに写真を撮ってもらい、綺麗な写真をたくさん載せましょう。
-
レンタルスペースおすすめポータルサイト10選【月150万稼ぐ僕が教える】
「レンタルスペースで稼いでいる人に質問です。どのポータルサイトに登録すればいいか分かりません。おすすめのポータルサイトはどこですか?」 そんな疑問にお答えします。 この記事を書いている僕は、5つのジャ ...
続きを見る
また、余裕があるならホームページも作ると良いです。
ポータルサイトからの集客は1件あたりの手数料がかかるので、利益を最大限に出したいならホームページの開設は必要です。
レンタルスペースのホームページの作り方や集客の仕方については下記の記事を参考に。
【裏技あり】レンタルスペース予約を自社サイト集客する8つの方法
「レンタルスペースの自社サイトを作ったんですが集客がうまくいっていません。ポータルサイトの予約よりも自社サイトの予約を増やすにはどうすればいいですか?」 今回はそんなお悩みにお答えします。 この記事を ...
続きを見る
レンタルスペース副業の注意点
レンタルスペース副業の注意点について解説します。
まとめると下記のとおりです。
- 初期費用が50~100万円ほどかかる
- 物件探しは根気が必要
- すぐには収入にならない
- お客様対応は毎日ある
- 清掃や消耗品の補充が必要
- 急なトラブル対応が必要になる
- クレーム対応も必要になる
- 開業届と青色申告の届出をしておく
それぞれ解説していきます。
① 初期費用が50~100万円ほどかかる
レンタルスペースは、1部屋あたり50万円〜100万円くらいかかります。
物件の契約費用(敷金、礼金、仲介手数料)、内装や家具、備品費用など、初期費用で家賃の10倍くらいはかかるイメージです。10万円の家賃なら100万円くらい。
そのため、「使えるお金として100万円の貯金がない人」は向いていません。
お金が貯まるまでは、webライターや動画編集など、お金がかからず働いて稼げる副業をするのがおすすめです。
② 物件探しは根気が必要
前述しましたが、物件探しは根気が必要になります。
理由は、レンタルスペースOKの物件が少ないからです。
普通の不動産屋さんに問い合わせをしても中々見つからない、ということは理解していおきましょう。
とはいえ、今では「レンタルスペース向けの物件紹介」をしている不動産業者もいます。
Twitterで「転貸可能物件」と検索すると紹介しているアカウントが出てくるので、物件探しに困ったら、そういった方の紹介物件を利用しましょう。
③ すぐには収入にならない
レンタルスペースの場合、開業してもすぐに収入にはなりません。
物件を借りてから貸し出すまでに、内装作りや家具や備品の準備期間があること、そしてプラットフォームの支払いサイクルが1ヶ月~2ヶ月後に設定されているからです。
物件契約から2~3ヶ月後くらいに売上が振り込まれるイメージです。
そのため、100万円の初期費用はもちろん、お金に余裕がないとおすすめはできない副業です。
④ お客様対応は毎日ある
基本的に、お客様対応は毎日あります。
予約がなくてもメールや電話などで問い合わせが来ますし、予約時にはメッセージのやり取りも多くなります。
問い合わせは時間に関係なく来るので、365日休みはないということは意識しておきましょう。
⑤ 清掃や消耗品の補充が必要
レンタルスペースは、利用後の清掃に入る必要があります。
清掃はできていないスペースは口コミ評価が悪く書かれたり、二度と使ってもらえなくなります。
今後長く運営して稼いでいきたいなら、清掃は徹底しましょう。
ただ会社員の場合は行けない日も出てきたりするので、清掃のアルバイトを雇うといいです。
僕のスペースの場合は毎日予約が入っているので、自分もしくはアルバイトの人で毎日清掃を行っています。
下記記事では、レンタルスペースの清掃バイトの募集の仕方を解説しています。
-
レンタルスペースの清掃ってどうしてる?【バイト募集の方法も解説】
・レンタルスペースの清掃ってどうしてるの? ・清掃は全部自分でやるべき? ・清掃スタッフを雇いたい ・清掃スタッフの探し方を教えてほしいな 今回はそんなお悩みを解決する記事を書きました。 本記事を読め ...
続きを見る
また、トイレットペーパーや電球、除菌スプレーなど、消耗品の補充も適宜行います。
これも自分で現場に行くことで事前に気づけるので、仕事の合間を見つけて、できる限り現場に足を運びましょう。
⑥ 急なトラブル対応が必要になる
レンタルスペースは、お客さんが利用中の時間が一番気が抜けません。
鍵の受け渡しだったり、備品や機材のトラブルなど、利用当日はどんなことが起こるか分かりません。
急に現場に行かないとならないトラブルも起きたりします。
会社員の場合はすぐに駆けつけることは難しいので、リスク回避ができるような対策は打っておきましょう。
⑦ クレーム対応も必要になる
レンタルスペースはお客さんからのクレームだったり、近隣住民からのクレームがあったりします。
お客さんからのクレームは対応余地がありますが、近隣住民からのクレームは今後の運営に影響を及ぼします。
できるなら近隣住民へのあいさつをしておいたり、クレームがあったことを回避するためにルール決めをしっかり行いましょう。
レンタルスペース運営はリスクが低い副業とはいえ、場合によりクレーム対応も必要になることを意識しておきましょう。
⑧ 開業届と青色申告の届け出をしておく
レンタルスペース運営をするなら、住んでいる所の管轄の税務署に開業届と青色申告の届け出は出しておきましょう。
年間20万円以上の利益が出た場合には、確定申告が必要になるからです。
青色申告の届け出を出しておけば、青色申告が可能になり控除額が多くなるので、税金を安く済ませることができます。
結論:100万円の貯金があるなら「レンタルスペース副業」を始めてみよう!
レンタルスペースは、会社員や主婦の方でも参入できる副業です。
また再現性が高いので、未経験者だとしても稼ぎやすい副業です。
とはいえ、物件の契約や内装作りなどでお金がかかるので、使える貯金が100万円以上ある方のみおすすめします。
初期費用で100万円かかったとしても、不動産投資と違ってリスクが圧倒的に低く、利回りも高いので、初期費用の回収も早いです。
本記事で紹介した注意点も参考にしつつ、レンタルスペース副業を始めてみてください。
それでは今回は以上です。
レンタルスペースの始め方についてもっと詳しく知りたい人は、下記の記事も合わせて読んでみてください。
-
【完全版】レンタルスペース経営の始め方【失敗しないコツを解説】
・レンタルスペース経営の始め方が知りたい! ・レンタルスペース経営で稼ぎたい! ・レンタルスペース経営で失敗しないコツが知りたい! こんな悩みを解決できる記事を用意しました! この記事を読めば、レンタ ...
続きを見る