・レンタルスペース経営で稼ぎたい!
・レンタルスペース経営で失敗しないコツが知りたい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事を読めば、レンタルスペース経営の始め方の全てが分かります。
なぜなら、ボクもレンタルスペースを4店舗開業した経験があるからです。
今年で開業して3年目。赤字になったことはなく毎月100万円以上の利益を上げています。
なので、本記事の通りに行動すれば、利益が出せる失敗しないレンタルスペースが作れますよ!
記事前半では「レンタルスペースの始め方」について、後半では「レンタルスペース経営で黒字化させるコツ」について紹介します。
そのため、レンタルスペースの始め方は大体分かってるよって方は、「レンタルスペースを黒字化させるコツ」へどうぞ!
この記事を読んでレンタルスペース経営をスタートさせてくださいね。
レンタルスペース経営の始め方【3STEP】
レンタルスペース経営の始め方は下記の3STEPです。
レンタルスペース経営の始め方3STEP
- 物件を確保する
- 開業準備をする
- 運営する
それぞれの内容について、深掘りして解説していきますね。
STEP① 物件を確保する
まずは最初にやることは、レンタルスペースとして貸し出す物件の確保です。
物件の種類は大きく分けて2つあります。
- 賃貸物件
- 自己所有物件
ちなみに、レンタルスペースを始める初期費用は物件の種類で変わります。
賃貸物件の場合は50万円~100万円、自己所有物件の場合は0円~でもスタート可能です。
賃貸物件と、自己所有物件、それぞれの注意点などを解説していきますね。
賃貸物件の場合
賃貸物件で始める場合は、事前に「場所とコンセプト」を決めておいたほうが探しやすいです。
コンセプトというのは、どんなレンタルスペースにするかということ。
パーティースペースなのか、貸し会議室なのか、レンタルスタジオなのか、といったことですね。
コンセプトが決まっていれば、立地や間取りなど、物件選びも絞りやすくなりますからね。
物件探しの前にコンセプトは決めておきましょう。
賃貸物件の探し方
レンタルスペースは不特定多数の人に貸し出す業態なので、基本的には事業用物件になります。
ただ、事業用物件は敷金や保証金がとんでもなく高いので、住居用物件の中から探すことをおすすめします。
住居用物件の中から探す場合は、転貸可能(又貸しOK)の物件を探します。
レンタルスペースは自分で住む用ではなく、第三者に貸すことになるからですね。
転貸可能物件の探し方は下記の3つの方法があります。
- 「転貸可能物件」とネットで検索する
- 不動産屋にあたって探してもらう
- Twitterで仲介してくれる人を探す
1.「転貸可能物件」とネットで検索する
「転貸可能物件」とネットで検索すれば、色々なポータルサイトが出てきます。
手っ取り早く探したい人にはおすすめです。ただし仲介手数料など初期費用が高い物件が多いです。
2.不動産屋にあたって探してもらう
不動産屋に「レンタルスペースとして運営可能な物件はありませんか?」と聞いて回る方法です。思いもよらない物件と出会える可能性があります。
ただ物件探しは不動産屋の営業マン次第になるので、協力してくれないところもあったりします。そのため、とにかく数勝負で色々な不動産屋さんを当たりましょう。
3.Twitterで仲介してくれる人を探す
Twitterで「レンタルスペース 物件」と検索すると、物件仲介をしているアカウントが見つかります。そのアカウントの方にコンタクトを取って相談してみましょう。
また最近では、物件紹介サービスもある、レンタルスペースのオンラインサロンやコミュニティが登場しています。
オンラインサロンは色々な情報収集もできるので、利用してみるのおすすめですよ。
レンタルスペースの物件探しについては下記記事でも詳しくまとめています。
-
レンタルスペースの物件の探し方5選【稼げる物件の見分け方も解説】
「レンタルスペースOKの物件ってどうやって探せばいいの?あとどんな物件を選べばいいのかも教えてほしいんだけど...」 そんな疑問にお答えします。 この記事を読むメリットはこんな感じです。 レンタルスペ ...
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自己所有物件の場合
自己所有物件の場合は、一軒家かマンションかによって事情が変わります。
一軒家の場合なら問題ないです。申請も届け出も必要なくレンタルスペースの開業が可能です。
ただマンションの場合は注意が必要です。マンションの規約で「転貸不可」となっていた場合は、レンタルスペースの運営はできません。
必ずマンションの規約をチェックしてください。
また仮に建物的にOKだった場合でも、他の住居者や、近隣住民の方と問題が起こらないよう対策が必要です。
静かな環境で音漏れもする部屋の場合は、パーティースペースやダンススタジオなんかは向かないですね。
そうした配慮もしつつコンセプトを決めましょう。
STEP② 開業準備をする
物件が確保できたら、次は開業準備です。
開業準備は以下の流れで行います。
開業準備の流れ
- モデルにするスペースを探す
- 内装・家具・備品を買い付けする
- 内装工事をDIY、もしくは業者に頼む
- 写真・動画を撮る
- 利用案内・ルールをつくる
- ポータルサイトに登録する
- 近隣に挨拶する
- 開業届を出す
順番に解説しますね。
1.モデルにするスペースを探す
まずはモデルにするスペースを探しましょう。
自分のアイデアで考えたスペースは失敗しやすいからです。
失敗したくないなら、リアルタイムで人気で予約が埋まっているスペースを真似してください。
モデルにするスペースは、スペースマーケットかインスタベースで探します。
この2つは全国のレンタルスペースが掲載されているサイトで、各スペースの予約状況、評価、口コミなどを見ることができるからです。
その中で、予約で埋まっている、自分の物件の間取りに似ている、予算的に真似できそう、というスペースを洗い出していきます。
モデルにするスペースの探し方
下記はスペースマーケットのサイトです。
上記でチェックする点は、予約カレンダー、評価、口コミの数です。
予約カレンダーは「◎」が多いほど予約可能=人気がないという意味。
そのため「○」や「△」といったマークが多いスペースをどんどん洗い出していきます。
そして、写真の「♡」マークを押して、お気に入りに登録していきましょう。
お気に入りに登録したら、自分の物件の間取りに似ている、かつ予算的に真似できそうなスペースに絞っていきます。
ちなみに評価が高く、口コミが多いスペースほど、長年黒字運営している可能性が高いので、真似することで失敗する確率は低くなるでしょう。
ここで大切なのが、エリアを限定せずに、とにかく沢山のスペースをチェックすること。
そうすると人気のスペースの理由や共通点が見えてきます。
レンタルスペースの開業準備で最も重要な作業なので、時間をかけて、モデルのスペースを決めてください。
探し方のコツ① エリアが被らないようにする
モデルのスペースを決める際は、エリアが被らないようにしてください。
競合となってお客さんの取り合いになってしまうからです。
モデルのスペースにも、自分のスペースにも不利益になるので、決める際はエリアが被らないよう注意してください。
探し方のコツ② 見学する
モデルにしたいスペースが見つかったら、実際に予約して見学してみましょう。
見学すれば、写真や紹介文だけでは分からないスペースの細部が色々と分かるからです。
また、立地や使い勝手、清潔感、日当たりなど、「なぜここが人気か?」という理由も深掘りできますよ。
探し方のコツ③ 競合調査をする
競合調査をする理由は、「参入すべきではないコンセプトを見つける」ことです。
自分の物件のエリアでは、どんなレンタルスペースがあるか調査して、競合が少ないコンセプトを選んだほうが失敗しにくいからです。
競合調査の方法は、Google検索と、先ほど話したスペースマーケットとインスタベースで調べます。
Google検索の方法は、「レンタルスペース+ 地域名or駅名 」と入力して、Googleマップや検索結果を見ていきましょう。
検索結果1ページ目に出てくるレンタルスペースは、地域NO.1のレンタルスペースの可能性が高いです。
例えばそこがダンススタジオだった場合、あなたがダンススタジオを作ってしまったら、お客さんを2分することになってしまいますよね。
また口コミも実績も多いライバルに比べたら、新参者のあなたの勝ち目はかなり低いです。(もちろん時間が経てば逆転することも可能ですが)
なので、レンタルスペースで失敗しないためには、近隣のライバルとコンセプトが被らないようにしたほうが良いです。
また、スペースマーケットとインスタベースでも同様に調べます。
サイト内には検索機能があるので、地域名や駅名を入れれば周辺のレンタルスペースが分かります。
ライバルが多ければそれだけ儲かる可能性は低くなるので、参入しないほうがいいと言えます。
とはいえ、上記は絶対ではありません。
自分が運営してみたいコンセプトだったり、自分の趣味のスペースを作りたい人なら、そのジャンルでも良いと思います。
ただしコンセプトが決まっていない状態なら、競合が少ないコンセプトにしたほうが失敗確率は減らせますよ。
2.内装・家具・備品を買い付けする
モデルのスペースを参考に、内装、家具、備品の買い付けをします。
ここで注意点ですが、全て丸パクリはダメですよ。
後々モデルのスペースの運営者からクレームが来たり、最悪の場合、損害賠償など請求が来るかもしれないからです。
そのため丸パクリではなく、内装の雰囲気、色合い、レイアウトなどを真似しつつ、自分のオリジナルを加えていくイメージで決めていきましょう。
また、できるだけ安く買いたいからといって、何日間もかけて商品リサーチするのはよくないです。
どんどんオープンが遅れてしまうからです。賃貸物件なら家賃が勿体ないです。
多少高い値段で買ってしまったとしても、後々の売上で回収できるので、サクサクと決めてオープンまでの準備期間を短くしましょう。
レンタルスペースに必要な家具や備品類については、下記記事でコンセプト別に紹介しているので参考にしてくださいね。
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レンタルスペースの備品や家具って何買えばいい?【カテゴリ別で解説】
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3.内装工事をDIY、もしくは業者に頼む
壁紙、床、天井などの内装工事が必要な場合、DIYか、業者にやってもらうかどちらかになります。
時間があり、尚且つDIYが好きな場合は、自分でやれば工事代は0円で済みます。
ただし、時間がない、自分にはDIYできそうにない場合は業者に頼みましょう。
業者探しは、くらしのマーケット、ジモティといったサイトで探せます。
友人や知人にお願いする場合は、前もって話しておくといいですよ。
4.写真・動画を撮る
内装工事、家具、備品が揃い、スペースが完成したら、写真と動画撮影をします。
写真が良ければ予約増につながるので、できればプロのカメラマンにお願いしたほうがいいです。
プロのカメラマン探しは、クラウドワークスを利用しましょう。
クラウドワークスは仕事募集がカンタンにできるサイトです。
レンタルスペースの撮影であれば、1万円くらいでやってくれるカメラマンが見つかりますよ。
自分で撮影したい場合は、写真撮影のコツが下記記事に載っているので参考にしてくださいね。
>>70以上のレンタルスペースを撮影!人気カメラマンの「予約される」掲載写真のワザ
5.利用案内・ルールをつくる
利用案内やルールも作っていきます。
これも前述したモデルのスペースを真似してOKです。
利用案内やルールは、次で説明するポータルサイトに掲載するために必要です。
またスペース内に「利用案内」という冊子を作って置いておくと、利用者からの問い合わせやトラブルを減らすことができますよ。
6.ポータルサイトに登録する
いくら良いレンタルスペースを作ったとしても、集客できないと儲かりません。
レンタルスペースで集客したいなら、スペースマーケットとインスタベースには必ず登録しましょう。
何度も紹介していると「スペースマーケットとインスタベースの回し者か?」と思われるかもですが、全くそういうことではないですからね。
「レンタルスペース + 地域名 (駅名)」でググると、この2つのサイトが検索順位のトップだからです。
それだけこの2つのサイトの集客力はデカいということ。
登録方法は、これまでに準備した写真、利用案内やルールなどを入力していきます。
スペースマーケットとインスタベースは登録料や掲載料は無料です。
予約が入ったら手数料分(35%)が発生するという完全成果報酬で利用ができます。
レンタルスペース運営の集客には欠かせないので、絶対に登録してください。
ちなみにポータルサイトは他にもあり、登録した分だけ集客が期待できます。おすすめのサイトは下記ページで紹介しているので参考にどうぞ!
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7.近隣に挨拶する
近隣への挨拶はしておきましょう。
運営中の苦情やトラブルが軽減できるからです。
挨拶もせずにオープンすると、何かトラブルがあった際には、苦情の矛先は真っ先にスペースのオーナーに向きます。
しかし、丁寧に挨拶をして顔を知ってもらうと、スペース利用者に苦情の矛先が向くようになり、協力的になってくれます。
近隣の苦情が重なると、営業停止になる恐れもあるので、オープン前には挨拶を済ませておきましょう。
8.開業届を出す
レンタルスペースを始めるのに許可や届け出などは必要ないですが、個人事業として始めるには、開業手続きをする必要があります。
開業手続きは、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書(いわゆる開業届)」「所得税の青色申告承認申請書」という2種類の書類を提出します。
所得税の青色申告承認申請書というのは、確定申告を青色申告で行う際に必要な書類です。青色申告は税金面で有利なので一緒に提出しましょう。
2つの書類は税務署に行けば手に入ります。
開業届は事業を始めてから1カ月以内、所得税の青色申告承認申請書は事業開始日から2か月以内が提出期限になります。
自分が住んでいるところの管轄の税務署へ提出しましょう。
STEP③ 運営する
開業準備を終えたら、いよいよ運営スタートです。
運営中の主な業務は下記の通りです。
レンタルスペースの運営業務
- 問い合わせ対応
- 清掃
- 消耗品・備品の補充
- ポータルサイトの更新
順番に解説しますね。
1.問い合わせ対応
レンタルスペース運営中は、日々お客様からの問い合わせがあります。
例えばですが、予約前に「飲食は可能ですか?」といった質問がきたり、利用中に「鍵が開かないんですけど...」といった問い合わせがきたりします。
問い合わせは、相談からクレームまで様々なものがあり、都度対応していく必要があります。
利用中の問い合わせで埒が明かない場合は、稀ですが現場に向かわないといけないケースもあったりします。
問い合わせ対応が多いとせわしない毎日になってしまうので、問い合わせが多い質問には事前に知らせておくなどして、手間を省けるように努めましょう。
2.清掃
レンタルスペースの使用後は清掃が必要です。
レンタルスペースの評価は、清潔感が重要視されるからです。
評価が高くなれば新規利用者も増えていきますし、今後安定して売上を出していくためにも清掃はこまめに入ると良いです。
とはいえ、1日に何度も清掃に行くのは大変なので、お客様自身でセルフクリーニングをしてもらうよう案内しておきましょう。
「使用後は掃除機で床を清掃してください」などと案内しておけば、大半の人はやってくれますよ。
また住んでる所とは離れた場所で運営するなら、清掃スタッフを雇う形になります。
清掃スタッフの募集の仕方などは下記ページで詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
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レンタルスペースの清掃ってどうしてる?【バイト募集の方法も解説】
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3.消耗品・備品の補充
消耗品や備品の補充も必要です。
例えばですが、トイレットペーパー、ハンドソープ、消毒液、ホワイトボードのマーカー、食器用洗剤、リモコンの電池などですね。
何か足りないと、お客様から問い合わせが来たり、クレームになったりするケースもあります。
清掃時にこまめにチェックして補充していきましょう。
4.ポータルサイトの更新
前述しましたが、レンタルスペースの集客にはポータルサイトの力が必要です。
ポータルサイトは登録したらそれで終わりではなく、運営する中でサイト情報を更新していく必要があります。
それは予約数の最大化を目指すためです。
料金の調整、写真の変更、掲載情報の更新などをすることで、より予約が入るようになっていきます。
また問い合わせが多い事柄は、注意事項などに書き加えていきましょう。
参考までにスペースマーケットの登録手順や、サイト情報の更新のコツなどは下記記事で解説しています。
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【無料】スペースマーケットの登録手順【トップホストが解説します】
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レンタルスペース運営上の注意点
レンタルスペースを運営していると色々なことが起きます。
ほとんどのお客様は良い方なのですが、一部変な利用者もいて、事故、盗難、破損、近隣への迷惑行為なども起こったりします。
そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、下記のような準備もしておきましょう。
レンタルスペース運営上の注意点
- 監視カメラの設置
- 常駐スタッフの配置
- スマートロックの設置
- 清掃はしっかりと行う
- クレーム・苦情は即対応する
- 保険に入る
順番に解説していきます。
① 監視カメラの設置
監視カメラを設置しておけば、何かトラブルが起こった際の証拠になります。
また使用中に発見できるので、トラブルを未然に防ぐことも可能です。
現に、監視カメラを設置しているレンタルスペースは多いです。
監視カメラといってもAmazonで数千円で買えるので、設置することをおすすめします。
② 常駐スタッフの配置
レンタルスペースは基本的に無人運営ですが、そのせいでトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。
常駐スタッフを配置すればトラブルを未然に防げます。
ちなみに僕が運営しているスペースの1つは常駐スタッフを配置しています。
事前にルール説明と規約書のサインをしてもらい、利用中にルールを破った場合はその場で注意をしています。
もちろん人件費がかかりますし、スタッフを常駐させる場所も必要なので、大きめなスペースを運営する場合は検討してみてもいいでしょう。
③ スマートロックの設置
レンタルスペース運営のトラブルで多いのが「鍵」です。
鍵が開かないという問い合わせが頻繁にあったり、鍵の盗難・紛失なども起こります。
そうしたトラブルを防げるのがスマートロック(電子錠)です。
スマートロックは色んなタイプのものがあります。
暗証番号の入力をすればいいタイプのもの、スマホアプリで操作して解錠できるものなど、鍵不要なのでトラブルが防げます。
下記記事では僕が使っているスマートロックの紹介もしているので参考にどうぞ!
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④ 清掃はしっかりと行う
繰り返しになりますが、レンタルスペース運営において清掃はとても重要です。
清掃ができていないと、ポータルサイトで低評価をつけられてしまうからです。
低評価の多いスペースは新規客の予約も遠のいてしまいます。
そのため清掃はしっかり行いましょう。
清掃スタッフに任せる場合は、清掃のマニュアルを作って、細かいところまでやってもらうと良いですよ。
⑤ クレーム・苦情は即対応する
お客様からのクレームや近隣からの苦情が起きた場合は、即対応しましょう。
後回しにしてしまうと、さらに事が大きくなってしまう可能性があるからです。
相手が怒ってると思うと気が重いかもしれませんが、即対応したほうがトラブルも鎮火しやすいですし、何より引きずりません。
また対応が早いと返って高評価をもらえることもあります。
⑥ 保険に入る
レンタルスペースを運営するなら保険は入っておいたほうがいいです。
モノを壊されたり、備品を盗まれたり、何らかのトラブルで営業ができなくなったりする可能性もあるからです。
損害の取り決めをして個人間で解決する手段もありますが、相手が納得しなかったり、場合によっては逃げられてしまう可能性もあります。
ちなみにポータルサイトでも保険は申請できるのですが、被害者ではなく、事故を起こした加害者から保険請求しないと認められないため、結局は個人間の解決手段と変わりがありません。
そのため必要なのは、被害者側から申請できる保険です。
被害者から申請できるレンタルスペースに適用できる保険は、各保険会社で用意されています。
ちなみに僕が入っているのは下記の保険です。
保険会社:あいおいニッセイ同和損保
商品名:タフビズ事業活動総合保険
保険料も月々2000~3000円で済むので安心して入れます。
下記記事で保険の詳細について解説しているので、興味のある方は見てみてくださいね。
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レンタルスペースを黒字化させるコツ
最後に、レンタルスペースを黒字化させるコツを解説します。
実際に僕が約2年間レンタルスペースを黒字運営できている方法でもあります。
まとめると下記の通りです。
レンタルスペースを黒字化させるコツ
- 自社サイトの作成
- ブログの更新
- SNSを活用する
- 動画を活用する
- Googleマップの活用
- オフラインでの宣伝
- リピーター戦略
順番に解説していきます。
①自社サイトの作成
スペースマーケットとインスタベースといったポータルサイトだけでも集客はできますが、さらに売上や利益率を伸ばしたいなら自社サイトを作りましょう。
自社サイトを作れば、下記のメリットがあるからです。
自社サイトを作るメリット
1.ポータルサイト以外からの集客ができる
2.比較検討されないので予約率がアップする
3.手数料を取られずにまるまる売上が利益として残る
4.SNSや広告に出せる
1.ポータルサイト以外からの集客ができる
自社サイトを作ればGoogleで検索したときに、ポータルサイトとあなたの自社サイトが両方出てくることになります。
自社サイトを作れば集客面を増やすことができますよ。
2.比較検討されないので予約率がアップする
ポータルサイトには沢山のスペースが掲載されているので、他のスペースと比較検討されてしまいがち。
その点、自社サイトなら比較検討される情報もないので予約率がアップしますよ。
3.手数料を取られずにまるまる売上が利益として残る
ポータルサイト経由で予約が入ると手数料として売上の30%が没収されてしまいます。
その点で自社サイトなら手数料は0円。売上=利益として残ります。
4.SNSや広告に出せる
自社サイトは予約の受け皿の役割になります。
そのためSNSの概要欄にURLを貼って予約を流したり、Google広告に出稿することもできるようになります。
自社サイトは検索結果に表示されるまで(集客できるまで)に時間がかかりますが、レンタルスペースで儲けたいなら絶対に取り組むべきです。
レンタルスペースのホームページの作り方や集客方法については下記ページを参考にしてください。
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【稼げる】レンタルスペースのホームページの作り方【誰でも作れる】
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②ブログの更新
Google検索で集客するならブログの更新が必要です。
自社サイトを作っただけでは上位表示は難しいからです。
現にGoogleで「地域名+レンタルスペース」と検索してみると、スペースマーケットとインスタベースといったポータルサイトが上位表示されます。
ポータルサイトが上位表示される理由の一つにページ数の多さにあります。
そのためGoogle検索で上位表示されるためには、自社サイトでブログ記事を更新してページ数を増やす必要があります。
他にも要因がありますが、それも含めてブログ記事の書き方は下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
-
集客できるブログの書き方のコツ【ワードプレスの投稿手順も解説】
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③ SNSを活用する
Instagram、Twitter、Tiktokなど、SNSも活用しましょう。
SNSは拡散されやすく多くの人に見られる媒体だからです。
SNSの中でもレンタルスペースと相性が良いのはInstagramです。
Instagramでは写真が一覧でずらっと掲載されるので、レンタルスペースの紹介や宣伝がしやすいからです。
SNSは認知してもらうための媒体のため予約まではできません。そのため必ず自社サイトのURLを貼りましょう。
またSNSの活用方法でもっと効果が高いのが、お客様にタグ付けしてもらうこと。
使ってくれたお客様に、タグ付けしてくれたら次回割引 or 特典プレゼントといった案内をするのおすすめですよ。
④ 動画を活用する
ポータルサイトやホームページから集客したお客さんの予約率を上げるには「動画」がかなり効きます。
写真だけでは伝わりづらいことが動画なら伝えることができるからです。
駅からのアクセス方法や、スペース内のルームツアー、雰囲気、備品の位置や紹介など、動画を撮りましょう。
そしてYoutubeで動画をアップして、スペースマーケットやインスタベース、ホームページ内にも動画を掲載します。
動画があることで他のスペースとの差別化ができて、予約しようか迷っている人の後押しにもなるので予約率がアップします。
また、Youtubeからの集客ができるようになります。
動画で詳しい情報を伝えれば、お客さんからの問い合わせも減らせる効果もあります。
⑤ Googleマップの活用
Google検索ではGoogleマップが上部に表示されます。
それにGoogleマップで検索する人も一定数います。
そのためGoogleマップに表示されることで集客数アップが期待できますよ。
Googleマップに表示されるためには、Googleマイビジネスの登録をしましょう。登録は無料です。
またGoogleマップ上でも上位表示されるためには、クチコミの数が重要になります。
そのため使ってくれたお客様に、クチコミを書いてくれたら次回割引 or 特典プレゼントといった案内をするのおすすめです。
⑥ オフラインでの宣伝
インターネット上ではなくオフラインでの宣伝も行いましょう。
具体的には下記のようなこと。
- 友人や知人へ営業
- 近隣店舗とのコラボ
- チラシ配り
- 看板・ポスター
友人や知人に知らせておくことで、何かあったときに使ってくれる、紹介してくれる可能性があります。
また近隣店舗とフライヤーやチラシなどを置き合うのも効果的です。
それとチラシ配りや看板は意外に効果があります。
レンタルスペースという言葉を知らない人にとっては検索すらしないので、チラシを配ったり看板を設置することでレンタルスペースを知らない人に認知させることができるからです。
特に郊外や住宅地が並ぶところなら、ネット集客と同じくらいチラシや看板での集客はおすすめです。
⑦ リピーター戦略
新規客の集客も大切ですが、リピーターを増やすことで売上は安定します。
そのためリピーターを増やすために下記のような戦略が効果的です。
- スペース内に自社サイト予約の斡旋をする
- LINEショップカードでポイント特典
- タグ付け・クチコミで次回特典
- 回数券システム
1.スペース内に自社サイト予約の斡旋をする
ポータルサイト経由の予約だと手数料が30%も取られてしまうので、自社サイト予約の斡旋をしましょう。
そのためにはポータルサイトよりも自社サイト予約の料金を安くすること。
「自社サイトのほうが○○円も安いですよ!」と案内すれば、お客様も得なので次回から自社サイトから予約してくれます。
料金比較で選んだ方にとってはリピートしてくれる可能性も高くなります。
2.LINEショップカードでポイント特典
LINE公式アカウントを開設すると、LINEショップカードを発行できます。
LINEショップカードとはポイントカードみたいなものですね。
例えばですが、LINEショップカードが5個貯まったら次回利用無料、といった特典を付ければリピートしてくれる方も出てくるでしょう。
3.タグ付け・クチコミで次回特典
Instagramでタグ付け、Googleマップでクチコミしてくれたら次回割引、といった特典をつけるのもリピーターを増やすのに効果的です。
4.回数券システム
回数券を販売するのも効果的です。
回数券でまとめて購入したほうが安いとなればお得ですからね。
前もってお金をもらえるので売上も安定します。
まとめ:レンタルスペース経営を始めてみよう
今回はレンタルスペース経営の始め方についてまとめました。
まずは物件を確保することから始めてください。
そして物件を確保したあとの開業準備は下記の通りです。
開業準備の流れ
- モデルにするスペースを探す
- 内装・家具・備品を買い付けする
- 内装工事をDIY、もしくは業者に頼む
- 写真・動画を撮る
- 利用案内・ルールをつくる
- ポータルサイトに登録する
- 近隣に挨拶する
- 開業届を出す
ちなみに「レンタルスペース準備中です」「レンタルスペースを勉強中です」なんて人がいますが、レンタルスペースに勉強も準備も必要ないですよ。
モデルのスペースを真似することで、失敗しないレンタルスペースを作ることができるからです。
そのためモデルのスペースを探すこと、近隣のライバル調査はしっかり行うようにしてくださいね。
それでは今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。