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廃墟の活用方法まとめ【元手0円で月50万円稼いだ事例も紹介】

相続のときに兄弟で解体費用で揉めて長年空き家になった廃墟物件をなんとかしたい。廃墟の良い活用方法があれば何かアイディアを欲しいのですが...

そんなお悩みにお答えします。

今回は、空き家、スケルトン物件、ボロ戸建、廃墟ビルなど、廃墟になってしまった物件の活用方法をまとめてみました。

この記事を書いている僕も、廃墟の物件で元手0円で月50万円ほど稼ぐことができています。

その具体的な方法についても記事後半で詳しく紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

廃墟の活用方法まとめ

廃墟の活用方法のスタートは、まずは下記の3つのどれかを選択することになります。

  1. リフォームする
  2. 売却する
  3. そのままの状態でビジネスを始める

予算に合ったもの、また物件の状態や雰囲気など、何を選択するかは物件次第です。

ここからは具体例を見ていきながら、何をしようか参考にしてみてください。

 

1.リフォームする

引用元:空き家ゲートウェイ

こちらは、もともと5F建ての廃墟ビルでした。

山梨県韮崎市にある商店街にあるビルで、15年以上空きビルとなっていたビルをフルリノベーションして複合施設にした事例です。

1Fはレストラン、2FはDIYショップ、3Fはギャラリー、4Fはオフィス、5Fはコミュニティスペースとして運営されています。

引用元:空き家ゲートウェイ

新たな観光名所として、また情報発信やトレンドを作る場所として、廃墟が蘇った一例です。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

>>廃墟が、街のランドマークとしてよみがえった!アメリカヤ再生プロジェクト

こんな感じで、空き家や廃墟ビルをリノベーションしたり、居抜き物件で飲食店、物販店などは全国で増えています。

 

また、リフォームして賃貸物件にするという方法も。

引用元:日刊ゲンダイ

シェアハウスやアパートにする、民泊ビジネスを始めるなど、廃墟物件はタダ同然に安いものもあったりするので、ほぼリフォーム費用のみで賃貸ビジネスを始めることができます。

ちなみにリフォームについてですが、業者にお願いするか、DIYするかですが、電気系統と水回りだけは業者にお願いしたほうが良いですね。

賃貸にしてもお店を運営するにしても、故障やトラブルが発生しやすい場所なので。

その他の場所は、最初はDIYで作るのもアリだと思います。

後々稼いだあとに本格的に業者にリノベーションしてもらえばいいので。

 

2.売却する

廃墟物件の処分に困っているなら売却するという方法も。

廃墟物件を売りに出せるマッチングサイトがあったりします。

カリアゲJAPAN

カリアゲJAPANでは、ボロボロの廃墟になってしまった空き家を気軽に査定してもらい、売りに出すことができます。

ちなみに、こうした廃墟同然の物件が意外にも売れているんです。

資産として持つのではなく、遊ぶために買う人が増えてきているからです。

自分でDIYして秘密基地にしたい、安く買ってDIYでリフォームして貸したいといった人など、自分で何かを手がけたいといった人から選ばれています。

ちなみに空き家ゲートウェイでは、空き家の活用アイデアを募集していて、いろんな人のアイデアを見ることができます。

廃墟の活用方法に参考になるものが見つかるかもしれないので、是非チェックしてみてください。

>> 空き家ゲートウェイ 活用アイデア

 

3.そのままの状態でビジネスを始める

リフォームするお金もない、売却するには勿体無い、そんな方は廃墟をそのままの状態で生かしたビジネスを始めることをお勧めします。

「そのままの状態で?お化け屋敷にするとか?」

と思う人がいるかもしれませんが、半分正解です。

何をするかと言うと、レンタルスペース運営です。

ちなみに、この記事を書いている僕もレンタルスペース運営をしていて、廃墟をそのままの状態のままリフォーム費用0円で、毎月50万円以上稼ぐことができています。

 

レンタルスペース運営とは?

「そもそもレンタルスペースってなに?」という人もいると思うので、簡単に説明すると、時間貸ししているスペース(部屋)のことです。

空いているスペースや空き部屋を活用して、貸し会議室やパーティースペース、ダンススタジオや撮影スタジオといった用途で貸し出します。

基本的には無人で運営しているスペースがほとんどで、レンタルスペース運営は民泊とは違って行政の届出や認可も要りません。

新しいテナントが入る見込みも立たない今、自分でなにか事業を始めようかと考えているオーナーにとってはわりと参入しやすいビジネスです。

 

【公開】廃墟を活用したレンタルスペース運営

先ほど話したとおり、僕も廃墟の物件をレンタルスペースとして運営しています。

廃墟のレンタルスペースってどんな用途で使われることが多いのかと言うと、ほぼ100%「撮影用」です。

ちなみに僕の運営している廃墟スペースでは下記のような撮影で使われています。

  • 映画の撮影
  • CMの撮影
  • ダンス動画の撮影
  • コスプレ撮影
  • ミュージックビデオやPV撮影
  • アパレルのスチール撮影
  • 雑誌やWEBメディアのスチール撮影
  • インタビューやコントの撮影

細かく拾えばもっといろんな撮影が行われています。

廃墟スペースは撮影用のレンタルスペースとして貸し出すのは鉄板です。

ちなみに、最初にかかったお金は0円です。

廃墟スペースは場所そのままが商品価値があるので、余計なものを置いたり、内装をつくり直すことは不要なのです。(ただ後々備品は購入しました。でも最初は買わなくても運営は可能です)

今では廃墟のレンタルスペースを運営して6ヶ月になりますが、ほぼ毎日予約が入っていて売上は月50万円ほど。

僕の場合は親戚が物件のオーナーで、共同事業として運営をさせてもらっていて、集客からお客の対応・フォローといった運営すべてをやっていて、その代わり物件を提供してくれているオーナーに成果報酬で売上の20%を支払っています。

利益として残るのは、月にもよりますが約30万円~40万円くらいです。

でもオーナー自身が運営をすべてできれば丸々利益ですから、新しいテナントが入るよりもよっぽど儲かるビジネスになります。

 

廃墟の活用方法にレンタルスペースがおすすめの理由

廃墟の活用方法にレンタルスペースがおすすめな理由は3つあります。

  1. お金がかからない
  2. テナントを募集したまま運営が可能
  3. 需要が高い

です。

 

① お金がかからない

さきほども説明しましたが、廃墟のレンタルスペース運営でかかった初期費用は0円です。

廃墟はそのままの雰囲気に需要があるので余計な造作はいらないからです。

ただ後々、お客さんからの要望があったので、パイプ椅子とテーブル、ハンガーラックや移動式更衣室などは購入しました。

でも、新しいテナントのために原状回復工事をしたり、自分で内装をつくってお店を構えるなんかより全然お金はかかりません。

お金をかけられないならレンタルスペース運営はバッチリかと。

 

② テナント募集をしたまま運営が可能

廃墟の場合は余計な工事をしたり造作をしたりしません。

だから今現在もテナント募集をしている物件だとしても、継続して募集をかけたままレンタルスペース運営が可能です。

僕が運営している廃墟スペースも、テナント募集中のまま運営をしています。

それに、もしかしたら利用者の中に、テナントで入りたいという人も出てくるかもしれません。

テナントが入るまでの有効活用としてもレンタルスペース運営はおすすめです。

 

③ 需要が高い

廃墟スペースの撮影需要はかなり高いです。

それなのにレンタルスペースで貸し出ししている廃墟物件はとても少ないです。

需要に対して供給が追い付いていないぐらいなので、廃墟物件のレンタルスペース運営するのはおすすめです。

 

廃墟のレンタルスペースの集客方法

レンタルスペースの主な集客方法は下記の2つです。

  • ポータルサイトに登録
  • ホームページをつくる

 

ポータルサイトに登録

ポータルサイトの登録は、レンタルスペースの集客に欠かせません。

ただ、廃墟となると普通のスペースとは違います。それにポータルサイトも色々あるので、登録するサイト選びは重要。

おすすめのポータルサイトなのが下記の4つです。

  • スペースマーケット
  • インスタベース
  • レンタル撮影スタジオ.jp
  • 撮影NAVI.COM

スペースマーケットとインスタベースはレンタルスペースの集客では2強のサイトです。

とにかく利用者が多くどんなスペースでも予約されやすいです。掲載費用も無料なので絶対登録しておきましょう。

あとは掲載費用が有料になりますが、「レンタル撮影スタジオ.jp」と「撮影NAVI.COM」もおすすめです。

2サイトとも「廃墟 撮影」と検索すると上位のほうに表示されるサイトで、主に撮影スペースを紹介しているポータルサイトになります。

初回の掲載費用はかかりますが、毎回の予約時にかかる手数料はかからず集客も強いサイトなので、1年以上運営していくつもりなら登録しておくと良いです。

レンタル撮影スタジオ.jpのほうが掲載費用は安いので、まずはレンタル撮影スタジオ.jpに登録して集客の状況をみていくのがおすすめです。

おすすめのポータルサイトは下記記事で詳しく紹介しています。

レンタルスペースおすすめポータルサイト10選【月150万稼ぐ僕が教える】

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ホームページをつくる

ポータルサイトは掲載費用や手数料がかかりますが、自社ホームページをつくって集客できればかかるお金は0円です。

実際に利用者も「都内 廃墟 スタジオ」とか「千葉 廃墟スタジオ 」といった感じで、地域名と廃墟というキーワードで検索してる人が多いです。

そうしたキーワードを狙ってホームページをつくることで、上位表示されればポータルサイトを経由せずに集客することができます。

自分で作れないのであれば、クラウドワークスといったところでホームページ制作が10万円くらいで頼むことができます。

集客のためにも利益のためにもホームページはつくったほうが良いです。

 

廃墟をレンタルスペースで運営する際の注意点

廃墟のレンタルスペースは需要は高いですが、運営していくには注意点もあります。

レンタルスペースならではの注意点でもあるので、下記の3つは覚えておいてください。

  1. 近隣への配慮
  2. 物件の状態は大丈夫か
  3. 人の配置が必要かも

 

① 近隣への配慮

レンタルスペースは利用目的は様々です。

例えばミュージックビデオの撮影であれば音楽を流したり楽器の当て振りがあったり、映画やCMであれば大声を出すシーンの撮影があったり、大人数での利用であればそれだけ話し声や騒ぎ声が発生します。

そうしたときに怖いのが近隣からの苦情です。

近隣から迷惑がられたら運営するにも気を使うし、最悪運営できなくなってしまう可能性も。

なので、音出しや利用のルール、利用人数などはしっかり決めておく必要があります。

僕のスペースの場合だと、音出しはスマホのスピーカーレベルで、ドラムなどの打楽器は禁止、大声や奇声をあげるシーンの撮影は禁止、としています。

使ってもらわないとルールの線引きは難しいので、徐々にルール規制をしていきましょう。

 

② 物件の状態は大丈夫か

廃墟スペースは長年使われてないので、状態も悪くなっているかもしれません。

例えばダンス動画の撮影などでは飛んだり跳ねたりする動作があるので床が心配です。

またミュージックビデオやPV撮影だと照明やセットを組んだりするので、スペース内の付帯設備が壊れたり崩れたりしないかが心配です。

物件の状態を確認してから、貸し出しのルールなどを決めていきましょう。

 

③ 人の配置が必要かも

物件によっては人の配置が必要になるかもしれません。

近隣への配慮のためです。

中にはルールを守らない利用者もいるので、適宜注意や指導をする必要があるからです。

僕の運営している廃墟物件もスペース自体が広いので利用人数も多くなりがちで、下の階にテナントが入っていて、かつ4Fに管理事務所もあったりするので、受付をつくって人の配置をしています。

日により自分でやったり、アルバイトを雇って対応してますが、注意や指導ができるという側面と、体制は万全でやっているというアピールになるので、苦情をなくすことが可能です。

 

まとめ

今回は、廃墟の活用方法についてまとめてみました。

リフォームしてお店を作る、賃貸に出すといった方法もありますが、レンタルスペース運営という方法もおすすめです。

レンタルスペースはそのままの状態でも借りてくれる人がいたりするので、リフォームにかけるお金が0円でもスタートできます。

ちなみに、廃墟のレンタルスペースは需要があるのに、廃墟スペース自体がまだまだ少ないです。

もし、この記事を読んで、廃墟を活かしたレンタルスペースを始めてみようと思ったら、下記の記事がおすすめです。

今回の記事では書いていない「具体的な稼ぎ方」について公開しております。

>> 10年間空き家だったスケルトン物件を元手0円で1年間で600万円稼いだ方法

実際に僕が取り組んだ方法でして、25000文字以上に及ぶボリュームで惜しむことなく書いております。

廃墟を活かして稼いでみたい方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

それでは今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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  • この記事を書いた人

テル

SEOが好きな39歳 |【経歴】新卒→ブラック企業→転職失敗→月収8万実家暮らし▶︎うつ病経験あり▶︎副業でSEOアフィリエイトを始める▶︎最高月400万稼げたSEOスキルで様々な副業に成功 ▶︎web制作、動画編集、レンタルスペース4店舗運営「えこてん」 ▶︎ 年商2000万レベル ▶︎ 毎日ブログ書いてます↓↓

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