「スペースマーケットの登録の手順を教えて欲しい。スペースマーケットで実際に稼いでる人の登録の仕方やコツなどあったら一緒に教えてほしいな...」
そんな疑問にお答えします。
スペースマーケットは、レンタルスペースのポータルサイトではシェアトップクラスで、利用者も多く検索にも強いので、レンタルスペース運営で集客して稼ぎたいなら絶対登録しておくべきサイトです。
今回はそんなスペースマーケットの登録手順についてまとめました。
この記事を読むメリットはこんな感じです。
- スペースマーケットの登録手順がわかる
- スペースマーケットで稼げる登録の仕方・運営のコツがわかる
- 今すぐレンタルスペースを始められる
この記事を書いている僕は5つのジャンルのレンタルスペースを運営していて、月の売上は160万円を超えています。
もちろん「スペースマーケット」にも登録していて、おかげさまでトップホストの称号を頂いております。
そんな僕が試行錯誤して実践してきたスペースマーケットで稼ぐためのコツも記事内では紹介するので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
スペースマーケットの登録手順【無料です】
スペースマーケットに登録する手順は下記の通りです。
- スペースマーケットのアカウントを作る
- スペースの紹介ページを作る
- 審査を受ける
- 掲載スタート
分かりやすく画像を使って説明していきますね。
1.スペースマーケットのアカウントを作る
まずはスペースマーケットのアカウントを作ることから。
スペースマーケットの公式サイトにある「スペース掲載を始める」という緑のボタンをクリックします。
名前・メールアドレス・電話番号・任意のパスワードを入力して、「スペース掲載を始める」をクリックします。
登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので「アカウントを承認する」をクリックして認証完了させます。
これでアカウント登録作業は完了です。
② スペースの紹介ページを作る
ここが本題です。
後半では儲かる紹介ページの作り方も解説するので参考にしてください。
「スペースの作成」をクリックします。
次に貸し出し方法の選択です。
ここでは「時間貸し」を選択します。
※もし貸し会議室などのビジネス専用のスペースであれば「ビジネス向けで貸し出す」を選択します。ただ、多用途で使ってほしいスペースであれば「時間貸し」のほうがおすすめです。
次はスペースの施設情報の入力に移ります。
基本的には赤文字の必須項目を埋めていきます。
「施設の名称」は管理画面上の名称ですので覚えやすい名前でOKです。
任意項目ですが「アクセス詳細」はしっかり書いておきましょう。看板を出さずに営業するなら細かい道案内をしておかないと利用者が迷ってしまいます。
「電話番号」は予約した人に開示されるものです。当日何かあった時の緊急連絡先にもなるので、繋がりやすい携帯電話の番号を登録しておきましょう。
「施設の種類」については1つしか選べませんが後で利用用途を広げられるので、ここでは自分のスペースに一番近いものを1つだけ選びましょう。
必須項目を入力したら「保存して進む」をクリックします。
次はスペースの基本情報を入力していきます。
最初に利用可能な用途についてです。
ここでは自身のスペースで可能そうなものに、できる限り多くチェックを入れおくと良いです。
利用者は用途を絞って検索することが多いので、ここで漏れがあると表示されなくなります。
下にスクロールすると、収容人数、スペースの面積、鍵の受け渡しについての記入になります。
収容人数は可能な限りの人数を記入します。ただオーバーして書くとクレームになりかねないのでギリギリのラインで設定しましょう。
スペースのサイズについては大体で大丈夫です。
鍵の受け渡しも任意のものを選んでください。
次に、下にスクロールすると予約についての入力画面になります。
予約の締め切りについては、予約数をとにかく増やしたいのであれば当日か1日前が良いです。
ただ当日にすると、スペースの掃除が終わってなかったり、鍵の受け渡しができなかったり色々と大変なことが多いので、1日前に設定するのがおすすめです。
予約の受付期間も長く設けておくと良いです。ちなみに僕の場合は3ヶ月くらい先まで(90日)にしています。
予約可能なゲストについては、僕の場合は「オフ」のままにしています。
本人確認済みと絞ってしまうと、利用者が減ってしまう可能性があるからです。
ちなみにオフのままでも今のところひどい利用者に当たったことはないので、厳密にしなくてもいいというのが僕の意見です。
次は、Wi-Fiやネット速度の情報入力。
任意ですがしっかり入力しておくことで利用者のためになり、予約につながりやすくなります。
通信速度の測り方ですが、下記のサイトで計測できます。
下りが「DOWNLOAD」、上りが「UPLOAD」です。
この場合だと下りが「74」、上りが「57」と入力します。
次は絞り込み条件について。
利用者がスペースの細かい設備等をチェックするところなので、自身のスペースで提供できるものは全てチェックを入れていきましょう。
チェックを入れた設備やサービスの詳細を書いていきます。
細かく書くことで利用者の安心につながるので予約につながりやすくなります。
必須項目なのでしっかり書いておきましょう。
ここまで全て入力したら「保存して進む」をクリックします。
次にスペースの説明文の入力です。
文字だけで言うとここが一番最初に目に入る箇所です。
ここを適当に済ませると予約が入らない可能性もあるのでしっかり記入します。
稼げる「スペースの見出し」のコツ
スペースの名称を入れることです。
僕の場合だと「えこてん」という名称を一番最初に入れています。
スペースの名称を入れるメリットは2つあります。
名称があることでスペースマーケット内で検索しやすくなることと、GoogleやYahooなどでも検索されることにつながるからです。
ホームページを作ればさらなる予約増につながります。
覚えやすいスペース名称を作り「スペース名称+スペースの特徴」を制限文字数以内に入力してください。
スペースについての情報も800文字以内に可能な限り書いていきましょう。
書く情報は下記を抑えておくと良いです。
- スペースの特報
- 広さについて
- 周辺情報(コンビニやコインパーキングの有無など)
- こんな用途におすすめ
- 注意事項
- 禁止事項
それぞれ見出しをつけて読みやすく書いていきます。
文字情報の入力が終わったら、次はスペースの写真の登録です。
+新規写真の追加で登録していきます。
稼げるスペース写真の登録のコツ
2つあります。
- カメラマンに撮ってもらう
- できるだけ多くの写真を載せる(最大30枚)
です。
スペースの顔であり命でもあるのが写真です。
撮影の知識もなくスマホで適当に撮った写真では、せっかく良いスペースだとしても予約は半減してしまいます。
写真は必ずカメラマンに撮ってもらうことをおすすめします。
知り合いにカメラマンがいれば頼むのも良いですし、いないのであればクラウドワークスでカメラマンを募集できます。
僕もスペースの近くに住んでいるカメラマンをクラウドワークスで見つけて、1時間ちょっとの撮影で5000円で撮ってもらいました。
カメラマンの撮影費用はスペース運営すれば余裕で回収できるので、先に投資することをおすすめします。
また、できるだけ多くの写真を載せるというのも重要です。
利用者はどんなスペースに魅力を感じるか分からないですし、細かいスペース情報を写真を通して知りたいと思っているので、できるだけ多くの写真を載せましょう。内観・外観も含めて。
スペースが小さいのであればアングルを変えた写真をたくさん載せると良いです。
最後はプランの設定です。
プランの名称とありますが、スペースマーケットの場合は色々なプランを作ることができます。
例えば、僕のスペースの場合は撮影用スペースなのですが、
- スチール撮影1時間プラン
- スチール撮影3時間プラン
- スチール撮影6時間プラン
- ムービー撮影1時間プラン
- ムービー撮影3時間プラン
- ムービー撮影6時間プラン
- 少人数プラン(1〜2名様まで)
といった感じで、それぞれプランを作っています。
1時間あたりの利用料金は3時間プラン以上になるにつれて安く設定しています。
また料金の設定の注意点なのですが、自己判断で勝手につけないこと。
儲かる料金設定のコツは、目標かつライバルとなるスペースを参考にしてそこよりも少しだけ安く設定することです。
自分でスペースマーケットを検索してみて、参考にしたいテーマで予約がたくさん埋まっていて、口コミ評価も高い人気のスペースをチェックしていきます。
そして駅からの徒歩時間やスペースの広さなどから、料金の相場を見出していきます。
僕の場合は、撮影スタジオとして貸し出す予定だったので、スペースを作る前に撮影スタジオで人気のスペースをとにかくチェックしまくりました。
その中で自分でも作れそうな理想のスペースを見つけて、そこのスペースをとにかく真似して内装や備品を揃えて、そこの料金設定よりも少しだけ安くして登録したら見事に予約が殺到しました。
料金設定は100円でも高ければお客を逃すこともあったりします。
適正な料金設定にはライバルチェックは必須です。
プランと料金を決めたら、予約可能時間等の設定もしていきます。
予約の承認方式は、そのまま「承認なし」がおすすめです。
延長機能の設定もそのまま「許可する」がおすすめです。
最低利用時間はプランによって任意の時間を決めましょう。
片付け時間は、予約者同士の入室と退室の入れ違いをなくすためにも必要です。掃除が必要ではない場合でも15分くらいは設けておくと良いです。
直前割は、特に設定しなくてもいいというのが僕の意見です。急な予約が入って連絡や対応が大変になるし、利用料金も安くなってしまうからです。
維持管理費は、消耗品が多かったり、清掃にかかる時間が多いスペースには設定しておくといいです。
下見プランにする場合は、「このプランを下見プランにする」にチェックを入れましょう。
必須項目をすべて入力したら、最後に「保存して進む」をクリックします。
これでスペース登録が完了です。掲載準備ができました。
③ 審査を受ける
初めてスペースマーケットにスペース掲載する場合には、個人情報の登録と審査を受ける必要があります。
個人情報については下記項目を入力していきます。
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 電話番号
- 身分証明書の画像データ
- 住所
- 銀行口座(報酬の振込先)
すべて入力をしたら「掲載審査」というボタンをクリックして審査に提出します。
審査には2日〜1週間くらいかかります。
僕の場合は2日で審査OKとなりました。
審査が完了となると下記のようなメールが届きます。
また何か不備があった場合にも必ずメールが届きます。
理由を確認して問い合わせ、もしくは再審査をお願いしましょう。
④ 掲載スタート
審査が完了したら、掲載がスタートされます。
ちなみに掲載がスタートされていきなり予約が入ることはありません。僕の感覚で言うと大体1〜2週間くらいかかる感じです。
これは口コミ評価もない真新しいスペースなので予約するのに抵抗があったり、スペースマーケット内での検索が浸透するまでに少し時間がかかるせいもあるかもしれません。
良いスペースであれば、1ヶ月もすると予約や問い合わせが毎日のように入ってくるようになります。
ですが登録内容や運営方法によっては、せっかくスペースが良いのに全く予約が埋まらないケースもあったりします。
スペースマーケットで稼ぐ運営のコツ
最後に、スペースマーケットで稼ぐ運営のコツについても解説していきます。
下記の通りです。
- 料金プランを増やしてみる
- 料金設定を調整してみる
- カバー写真(トップ画)を変更してみる
- スペースの見出しを変えてみる
料金プランを増やしてみる
手順解説でも触れましたが、料金プランは多く設定しておいたほうが良いです。
利用目的によって、または人数によって料金プランを設定するなどして増やしていきましょう。
また掲載したてのホストに特に効果的なプランなのが「レビュー必須20%OFFプラン」といったように、口コミ評価とレビューをもらうのが引き換えの割安プランをつくることです。
予約が絶えない人気のスペースにするためには、口コミ評価の高さやレビューの多さは必須なので、レビュー必須プランは作ってみてください。
料金設定を調整してみる
料金設定の調整もしていく必要があります。
スペースマーケットには1万件以上のスペースがあり、似たようなスペースも必ずあるので最終的には料金で比べられます。
予約がなかなか入らない理由は料金設定が高い可能性もあるので、料金を下げてみることをおすすめします。
料金設定には正解がないので、定期的に調整を加えて検証していきましょう。
カバー写真(トップ画)を変更してみる
スペースの紹介ページのカバー写真(トップ画)は1枚しか表示されません。
カバー写真は他のライバルスペースと一覧表示で並べられた時にも表示されるものなので、カバー写真がダメだとクリックすらされません。
なかなか予約が入らないと感じたら、カバー写真の変更をしてみましょう。
やり方は簡単です。
管理画面で「写真・動画」の項目の中で、カバー写真にしたいものを一番上にドラッグ&ドロップするだけ。順番を入れ替えて一番上のものがカバー写真になります。
これに関しても、定期的に調整を加えて検証してみてください。
スペースの見出しを変えてみる
予約を増やすには、スペースの見出しを変えてみることもおすすめです。
これに関しては人気のスペースを参考にして真似してみることから始めると良いです。
予約が絶えない人気のスペースは、見出しなどの細かい部分も調整を加えて運営されています。
人気のスペースで使っている言葉や伝え方を真似してみて、自分のスペースの見出しにも取り入れてみてください。
まとめ:スペースマーケットに登録して、今すぐレンタルスペースを始めよう
というわけで今回は、スペースマーケットの登録手順と儲かる運営方法について解説しました。
最後に、大事なことを言うのを忘れてましたが、スペースマーケットの登録は無料です。予約が入るごとに手数料(売上の30%)が取られるシステムになっています。
つまり元手の資金は一切かからず、登録するだけでレンタルスペース運営がスタートできます。
今回の記事を参考にして登録を進めて、いますぐスペースマーケットでレンタルスペース運営を始めてみてください。
それでは今回は以上です。