・レンタルスペース運営でどんなことが大変なの?
そんなお悩みにお答えする記事を用意しました。
この記事を読めば、レンタルスペース運営でめんどくさいこと、大変なことが分かりますよ。
なぜなら、ボクもレンタルスペース歴が2年、今では4店舗運営している経験があるからです。
これまで色々なめんどくさい事に巻き込まれましたが、全て解決して今も運営しています。
その解決策を本記事では紹介していくので、めんどくさいことを事前に把握した上で、レンタルスペース運営がスタートできますよ。
これからレンタルスペースを始めようとしている方の参考になればうれしいです。
レンタルスペース運営でめんどくさいこと【7つ】
レンタルスペース運営でめんどくさいことは下記の通りです。
レンタルスペース運営でめんどくさいこと
- 物件探しがめんどくさい
- 設営や開業準備がめんどくさい
- 問い合わせ対応がめんどくさい
- ポータルサイトの管理がめんどくさい
- 清掃がめんどくさい
- クレーム・苦情対応がめんどくさい
- 破損・汚損のトラブルがめんどくさい
解決策と一緒に順番に解説していきますね。
① 物件探しがめんどくさい
レンタルスペースを賃貸物件でやる場合、物件探しがめんどくさいです。
理由は、レンタルスペースを賃貸物件でやる場合は、転貸可能物件でないとダメだからです。
そもそも転貸可能物件が少ないので物件探しがめんどくさいです。
不動産屋を回る、ネットで探した不動産屋に片っ端から電話やメールをして探してもらうなど、最初の物件探しがめんどくさくて諦めてしまう人もいます。
ただ最近では、転貸可能物件だけを紹介している不動産業者や仲介してくれる人が出てきています。
業者によっては仲介手数料などの初期費用が高くなることもありますが、めんどくさい物件探しが解決できます。
下記記事で物件探しの詳しい情報を解説しているので参考にしてください。
-
レンタルスペースの物件の探し方5選【稼げる物件の見分け方も解説】
「レンタルスペースOKの物件ってどうやって探せばいいの?あとどんな物件を選べばいいのかも教えてほしいんだけど...」 そんな疑問にお答えします。 この記事を読むメリットはこんな感じです。 レンタルスペ ...
続きを見る
② 設営や開業準備がめんどくさい
レンタルスペースは、オープンするまでの設営や開業準備がめんどくさいです。
まずは内装やレイアウトのプランを立てて内装工事ですが、DIYでやるなら何日間もかけて作業しないとなりません。
家具や備品についても何にするか、どこが安いかをチェックして、買い付けにいかないといけません。
それが楽しい!と感じる人ならいいですが、人によってはめんどくさいと思う人もいるでしょう。
ボクの場合もDIYがめんどくさいと感じる人だったので、事前にDIYが得意な知り合いに相談しておいて、アルバイトで作業をやってもらいました。
また家具や備品については、参考となるレンタルスペースを真似したので、あとはどこが安いかをチェックするだけで済みました。
というわけで、内装工事などが不安な方は誰かに頼みましょう。1人でやろうとすると時間がかかり過ぎて、かなりめんどくさいことになります。
レンタルスペースに必要な家具や備品ついては、下記記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
-
レンタルスペースの備品や家具って何買えばいい?【カテゴリ別で解説】
「レンタルスペースの備品や家具って何を揃えればいいの?...スペースカテゴリー別に必要なものが知りたい。」 そんな疑問にお答えします。 今回は、レンタルスペースに必要な備品や家具についてまとめました。 ...
続きを見る
③ 問い合わせ対応がめんどくさい
レンタルスペース運営を始めると、予約前のお客さん、または利用中のお客さんからの問い合わせ対応があります。
予約前のお客さんからは主に質問ですね。例えば「室内で飲食はOKですか?」「駐車場はありますか?」など。
お客さんごとに何度も質問に答えるのもめんどくさいので、頻繁に来る質問は、掲載するサイトに表記しておきましょう。
また利用中のお客さんの場合は、「場所が分からないんですけど...」「鍵が開かないんですけど...」といった問い合わせが多いです。
場所が分からないという問い合わせが多い場合は、駅からのアクセス方法をスマホで動画撮影しましょう。
利用前日までに動画を送ればほぼ解決します。万が一利用者が見てない場合でも、問い合わせが来たら動画を送るだけで済みますからね。
ただ、鍵が開かないという問い合わせは、最悪の場合、現地に行かないとならないケースもあるのでめんどくさいです。
そのため、壊れやすい鍵にしない、スマートロックにするなど、トラブルが起きない鍵にしておく必要があります。
レンタルスペースの鍵については、下記の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。
-
レンタルスペースの鍵の受け渡し方6選【トラブルゼロのホストが教える】
「レンタルスペースの鍵の受け渡しってどうしてる?手間がかからずトラブルもない方法が知りたいんだけど...」 そんな疑問にお答えします。 一般的に、レンタルスペースの鍵の受け渡しの方法は下記の6つです。 ...
続きを見る
④ ポータルサイトの管理がめんどくさい
レンタルスペースの集客は、ポータルサイトの力が必要です。
「レンタルスペース」とググってみると分かりますが、スペースマーケット、インスタベースといったサイトが出てきます。
利用者はポータルサイトを見てレンタルスペースを探して予約するので、オーナーからしたら上記のサイトの登録は必須です。
ただ、登録したらそれで終わりというわけではなく、運営する中でサイト情報を改善していく必要があります。
それは予約数の最大化を目指すためです。
料金の調整、写真の変更、掲載情報の更新などをすることで、より予約が入るようになっていきます。
めんどくさい作業ですが、予約数と売上を向上させるためには必要な作業です。ここは向き合っていきましょう。
参考までにスペースマーケットの登録手順や、サイト情報の改善のコツなどは下記記事で解説しています。
-
【無料】スペースマーケットの登録手順【トップホストが解説します】
「スペースマーケットの登録の手順を教えて欲しい。スペースマーケットで実際に稼いでる人の登録の仕方やコツなどあったら一緒に教えてほしいな...」 そんな疑問にお答えします。 スペースマーケットは、レンタ ...
続きを見る
⑤ 清掃がめんどくさい
レンタルスペースは利用後に清掃が必要です。
レンタルスペースの評価は、部屋の清潔さによって変わるからです。
清潔であれば高評価がもらえ、評価は可視化されるので、予約数のアップにつながります。
とはいえ、1日に何組も利用者がいて、そのたびに清掃に行くとなるとめんどくさいったらありゃしないです。
そんな清掃の解決策は2つあります。
1つ目は、セルフクリーニングをお願いする、です。
利用案内に、利用後はゴミをお持ち帰りください、掃除機をかけてください、モップをかけてください、といったことをお知らせすれば、ほとんどの利用者はやってくれます。
これで1日に何度も清掃に行く必要がなくなります。
2つ目は、清掃のアルバイトを雇う、です。
自宅から遠い場所だった場合は、毎日自分で行くのは大変です。なので近くに住んでいる方で清掃のアルバイトをしてくれる人を見つけましょう。
セルフクリーニングのお願いと、清掃のアルバイトを雇うで、清掃のめんどくさいは解決しますよ。
-
レンタルスペースの清掃ってどうしてる?【バイト募集の方法も解説】
・レンタルスペースの清掃ってどうしてるの? ・清掃は全部自分でやるべき? ・清掃スタッフを雇いたい ・清掃スタッフの探し方を教えてほしいな 今回はそんなお悩みを解決する記事を書きました。 本記事を読め ...
続きを見る
⑥ クレーム・苦情対応がめんどくさい
レンタルスペース運営で一番めんどくさいのが、クレーム、苦情対応です。
ただクレームというのは、最初からゼロに抑えるのは難しいです。クレームは予想だにしないところから起きるからです。
僕も何度も経験しました。クレームが起きたらまず謝罪です。
そして解決策としては「クレームが起きたら、次から起こらないように対処する」です。
これを繰り返すことで未然に防げるようになりクレームもなくなっていきます。
また近隣から苦情が来るケースもあったりします。
深夜にパーティーで騒いでいてうるさい、ダンスの振動がひどい、などですね。
これに関しては未然に防ぐ努力はできます。
物件の内覧に行ったときに、1Fか、角部屋か、音が漏れやすいか、周辺環境はどうかなどをチェックできます。
そこで、どんなコンセプトのスペースにして、営業時間はどうするかなどはリサーチできます。
また、オープン前に近隣住民の方に挨拶をしておくのも効果があります。近隣の方と関係ができていると、問題が起きても穏便に済む、または味方になってくれることもあります。
とはいえ、クレームや苦情を100%防ぐというのはできないので、下記記事も参考にしながら起きそうなトラブルを想定しておきましょう。
-
【実体験】レンタルスペース運営で起きたトラブル15選【対策法も解説】
「レンタルスペースでよくあるトラブルって何ですか?未然に防げる対策方法もあれば教えて欲しいです。」 そんな疑問にお答えします。 今回は、レンタルスペースでよくあるトラブルについて紹介します。 本記事を ...
続きを見る
⑦ 破損・汚損のトラブルがめんどくさい
レンタルスペースでは破損や汚損といったトラブルも起こります。
ゴミの放置、嘔吐、テレビが壊された、ガラスが割れたなどですね。
損害賠償すればいいのですが、ポータルサイト経由の予約では加害者側(利用者)から請求をしないと保険が適用されません。
そのため、被害にあったオーナーから加害者へ連絡して、加害者から保険窓口へ連絡してもらう、というやり取りを踏まないといけません。
中には加害者がめんどくさがって、そのまま逃げてしまうケースもあり、その場合は泣き寝入りになってしまいます。
解決策はレンタルスペースの保険に入っておくことです。
自身で保険に入っておけば被害者側から保険請求ができるからです。
1ヶ月2000~3000円程度で加入できて、休業補償も付けられるので、レンタルスペース運営するなら入っておきましょう。
詳しくは下記記事で解説しているので参考にしてください。
-
【レンタルスペースの保険】僕が加入した保険を紹介します【おすすめ】
レンタルスペースを運営しています。個人でも加入できるレンタルスペースのおすすめの保険を教えて欲しいです。 そんなお悩みにお答えします。 少し前の話になりますが、スペースマーケットの保険が被害者請求型か ...
続きを見る
まとめ
今回はレンタルスペース運営でめんどくさいことを解説しました。
まとめると下記の通りです。
レンタルスペース運営でめんどくさいこと
- 物件探しがめんどくさい
- 設営や開業準備がめんどくさい
- 問い合わせ対応がめんどくさい
- ポータルサイトの管理がめんどくさい
- 清掃がめんどくさい
- クレーム・苦情対応がめんどくさい
- 破損・汚損のトラブルがめんどくさい
レンタルスペース運営は、めんどくさいことが多いですが運営していく中で解決可能です。
本記事を参考に、レンタルスペース運営ではどんなことが起きるのか理解しておいてくださいね。
これからレンタルスペース運営を始める方のお役に立てたら幸いです。
レンタルスペースの始め方については、下記記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
-
【完全版】レンタルスペース経営の始め方【失敗しないコツを解説】
・レンタルスペース経営の始め方が知りたい! ・レンタルスペース経営で稼ぎたい! ・レンタルスペース経営で失敗しないコツが知りたい! こんな悩みを解決できる記事を用意しました! この記事を読めば、レンタ ...
続きを見る
それでは今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。