そんなお悩みにお答えします。
この記事を書いている僕は、動画編集歴2年、これまでに200本以上の制作物を納品してきました。
結論から言うと、動画編集は楽しいです。
やりがいがあって魅力のある仕事なので、今でも現役で続けています。
とはいえ、これから動画編集を始めようと考えている方は、どういった所が楽しいのか、自分に合っているのか不安な方も多いはずです。
そこで本記事では、現役動画クリエイターの僕が、動画編集の仕事の楽しさや、やりがいについて解説していきます。
動画編集の仕事の大変さも紹介するので、合わせて参考にしてください。
動画編集ってどんな仕事なの?
そもそも、動画編集の仕事についてイメージがついていない方も多いと思います。
動画編集の代表的な仕事は下記の通りです。
・カット編集
・BGM・効果音挿入
・テロップ挿入
それぞれ、どんな仕事なのか深掘りしますね。
カット編集
カット編集とは、動画の必要のない部分をカットする編集のこと。
動画編集者は、クライアントから素材(元動画)をもらって編集するわけですが、クライアントが希望する尺(時間)に合わせて動画をカットしていきます。
「え~」とか「あの~」とかいう接尾語の部分や、沈黙になっている部分、動画の中で必要ない部分をカットして、不自然がないようにつなぎ合わせます。
素材(元動画)が長ければ、それだけカット編集の作業は多くなります。
BGM・効果音挿入
Youtubeの動画を見てたら分かると思いますが、動画にはBGMや効果音が必ずついていますね。
BGMや効果音を挿入するのも、動画編集者の仕事です。
動画の雰囲気に合ったBGMを探すことから始まり、効果音を挿入する箇所も、自分で動画をチェックしながら決めていきます。
BGMや効果音は動画の雰囲気を左右するので、わりとセンスが求められます。
そのため、BGMや効果音探しに時間をかける人も多いです。
テロップ挿入
テロップ挿入も動画編集者の代表的な仕事です。
動画で話している内容を、テキストに起こしていきます。
一文、一文、話している箇所を区切ってテキスト入力していく作業なので、わりと時間がかかる仕事です。
また、テロップが見やすいように、フォントを変えたり、エフェクトをかけて目立つようにしたりします。
動画のジャンルによって、相性の良いフォントやエフェクトも違うので、センスと対応力が必要な仕事でもあります。
細かく言うと、これ以外にも仕事はありますが、動画を見やすく分かりやすくするのが動画編集者の仕事と思っていただければ。
動画編集は楽しい!現役動画クリエイターが感じる7つのやりがい!
繰り返しになりますが、動画編集は楽しくやりがいのある仕事です。
ここからは、現役の動画クリエイターが感じる、動画編集のやりがいについて紹介します。
下記の7つです。
① 制作物が残り、たくさんの人に見られる
② 見る人に笑いや感動を届けられる
③ 感性やセンスを表現できる
④ 売上に貢献できて感謝される
⑤ 夢中になりながら稼げる
⑥ 好きな場所・好きな時間に働ける
⑦ 実績やスキルが積みあがる
順番に解説していきますね。
① 制作物が残り、たくさんの人に見られる
動画編集の仕事は、Youtube用の動画編集が大半です。
そこで自分が編集した制作物は、クライアントのYoutubeチャンネルにアップされます。
Youtubeにアップされた動画は、半永久的に見られますし、世界中の人に見られます。
自分が編集した動画が、ずっと残り続けて、たくさんの人に見られ続けるというのは、とてもやりがいを感じますよ。
② 見る人に笑いや感動を届けられる
自分が編集した動画で、笑いや感動を届けられるのも、やってて楽しいと感じる点です。
動画をさらに面白くしたり、感動させるのも、動画編集者次第です。
普通のシーンでも、効果音で面白く見せたり、感動的なBGMを挿入して涙を誘ったりできるのも、動画編集者の腕の見せ所です。
特にエンタメ系の動画を編集していると、テレビ番組をつくっている感覚になり、とても楽しく仕事ができます。
Youtubeのコメント欄で「面白かった!」「次の動画も期待しています!」といった反応も見れるのも、とてもやりがいを感じますね。
③ 感性やセンスを表現できる
自分の感性やセンスを表現できるのも、やりがいがあると感じるポイントです。
動画編集者は、
・ここで効果音を挿入したら笑えるかも
・このBGMを入れたら感動シーンになるかも
・このテロップを入れたら分かりやすくなるかも
といったように、自分が考えたことを動画に反映させることが可能です。
例えば、エンタメ系のお笑い動画では、「間」をとる編集をすることで、動画をさらに面白くすることもできたりします。
自分の感性やセンスを表現できるのは楽しいですし、やりがいがあるなと感じるポイントです。
④ 売上に貢献できて感謝される
ビジネス系の動画や、企業の商品やサービス紹介用の動画を編集することもあります。
動画の目的は「集客」と「販売」のためなので、商品やサービスを分かりやすく、そして魅力的に見せるのが、動画編集者の仕事です。
そして、動画をきっかけに売上が上がれば、クライアントから感謝されます。
売上に貢献して感謝されるのは、とてもやりがいを感じます。
⑤ 夢中になりながら稼げる
これは動画が好きであることが前提の話になりますが、好きなものを仕事にできると夢中になれます。
僕の場合も、Youtubeが好きでよく見ているので、Youtubeの動画編集は楽しみながら仕事ができていてます。
働いているというより、遊んでいるという感覚ですね。
だから、あっという間に時間が過ぎていて、それが収入になっています。
好きなものと関われる仕事はそれだけで魅力的です。
動画が好き、Youtubeが好き、という方は、動画編集は合っていると僕は思います。
⑥ 好きな場所・好きな時間に働ける
動画編集の仕事は、ネット環境があれば、好きな場所、好きな時間に働けます。
カフェで仕事したり、海外旅行しながら働く動画編集者の方もいます。
また、納期さえ守れば、作業時間も自由に決められるので、朝が苦手な人なら夜に作業したり、日常のスキマ時間に仕事を進めることも可能です。
1つの会社で定年まで働く、という時代はとっくに終わっているので、動画編集のような自由度の高い仕事なら、ストレスなく、人生を楽しく生きていくこともできます。
⑦ 実績やスキルが積みあがる
動画編集は、仕事をこなして経験を積めば積むほど、実績もやスキルも積みあがっていきます。
そうなると、副業やフリーランスの方であれば、高単価案件が獲得しやすくなります。
また、映像業界に就職や転職を考えている方にとっても有利になります。
さらに、動画編集の仕事では、Webマーケティングや、Webライティング、デザイン、営業といったスキルも身につきます。
そのため、動画編集という仕事以外にも幅広い仕事をすることも可能です。
仕事をするほど、キャリアの選択肢が広がっていくのは、動画編集者のやりがいと言えます。
とはいえ、動画編集は大変なことも多い
動画編集は楽しくてやりがいのある仕事ですが、大変なことも多いです。
具体的には下記の通りです。
① 単調な作業が続く
② 納期に追われる
③ やり直しや追加作業がありがち
それぞれ解説していきますね。
① 単調な作業が続く
動画編集は、地味で単調な作業の連続です。
例えば、カット編集では、動画を見ながら要らない部分を、カットしてつなげる、カットしてつなげるといった単調作業を、動画の時間分続けます。
テロップ挿入では、ワンフレーズごとに動画をカットしてテロップを入力する、といった単調作業を続けます。
コツコツとやり続ける仕事が多いので、そういった作業が苦手な人によっては、楽しいよりも大変と感じてしまうでしょう。
② 納期に追われる
動画編集の仕事には、必ず納期があります。
納品する動画は、Youtubeにアップする日が決まっていたりするので、動画編集者は必ず納期を守らなければなりません。
納期に間に合わなければ、継続して案件をもらう可能性は低くなります。
また、悪い評価をつけられてしまい、次の仕事を取る上でも苦労します。
そのため、納期を守れない人は、動画編集者として仕事をしていくことは難しいでしょう。
動画編集者は、スケジュールを立てて仕事をする、進捗を管理する、など、自己管理能力がないと務まりません。
③ やり直しや追加作業がありがち
時間をかけて編集した動画でも、納品後に、クライアントからやり直しや追加作業を依頼されることがあります。
「テロップの大きさを変えてほしい」といった細かい修正依頼から、一からやり直しとなるものまで、さまざま。
案件ごとに報酬は決まっているので、やり直しで作業が増えた分、時給単価は低くなってしまいます。
しかし、動画編集者として仕事をしていく上では、上記のようにクライアントに振り回されることはしょっちゅうです。なので、その点は覚悟しましょう。
しかし、いつまでも言いなりになっていては、低賃金労働から抜け出せません。無理な依頼をされたときは、反論したり、追加報酬を請求するなど、戦う準備も忘れないでください。
その他、動画編集で大変なことは、以下の記事にまとめているので参考にしてください。
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動画編集はどんな人におすすめ?
ここまで、動画編集の楽しい点、やりがい、そして大変さをまとめました。
それを踏まえて、動画編集はこんな人におすすめです。
動画編集はこんな人におすすめ!
① Youtubeや動画が好きな人
② コツコツと作業ができる人・好きな人
③ センスや感性を活かしたい人
④ 人に笑いや感動、笑顔を与えたい人
⑤ 将来性の高いスキルを磨きたい人
⑥ 個人で稼げるスキルを身につけたい人
上記のいずれかに、一つでも当てはまるなら、動画編集者になることはおすすめできます。
自分の好きなことを見つけるのは大変なので、自分に向いてそうな仕事に目を向けてチャレンジしたほうがいいですよ。
そうすれば、続けていく中で、大変と思う以上に楽しいことや、やりがいのほうの感情が上回っていくはずです。
これから動画編集を始めるなら、動画編集スクールがおすすめです。
繰り返しますが、動画編集は楽しくやりがいのある仕事です。
この記事を読んで、「動画編集を始めてみよう」と思った方は、ぜひ今日から動画編集の勉強を始めてみてください。
もし、最短で動画編集のスキルを身につけたいのであれば、動画編集スクールを活用しましょう。
動画編集スクールなら、現役の動画クリエイターの方が、動画編集の基礎やテクニックを分かりやすく指導してくれて、わからないことも即解決しながら学習が進められます。
また、スクールによっては受講生仲間ができて、切磋琢磨して学ぶことも可能です。1人で挫折しがちな勉強も、楽しく継続することができます。
世の中には沢山の動画編集スクールがありますが、特におすすめの動画編集スクールは下記の3つです。
おすすめ動画編集スクール【3選】
大手通信講座のヒューマンアカデミーの動画編集スクールです。オンラインと通学でコスパ良く動画編集を学べます。月6300円~。
2. STUDIO US
未経験からプロの動画クリエイターを目指せるオンラインスクール。月4584円~。
3か月でプロの動画クリエイターを目指せる動画編集スクール。オンラインと通学で自分に合った方法でスキルを磨ける。月5400円~。
上記3つは、受講生の満足度が高く、カリキュラムやサポートも手厚い質の高いスクールです。
その他のおすすめの動画編集スクールは、下記の記事で紹介しているので興味のある方は見てみてください。
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まとめ:動画編集は楽しい!まずは副業から始めてみよう。
動画編集は、楽しくやりがいのある仕事です。
現役の動画クリエイターの僕目線で、動画編集の仕事の楽しさや、やりがいを感じるポイントは下記の通り。
① 制作物が残り、たくさんの人に見られる
② 見る人に笑いや感動を届けられる
③ 感性やセンスを表現できる
④ 売上に貢献できて感謝される
⑤ 夢中になりながら稼げる
⑥ 好きな場所・好きな時間に働ける
⑦ 実績やスキルが積みあがる
動画編集の仕事は今後も需要は増えていくので、これから就職や転職、独立を考えている方には、間違いなくおすすめできます。
とはいえ、実際にあなたが楽しいと感じるかどうかは、やってみないと分かりません。
そのため、まずは副業からチャレンジしてみてください。
動画編集は働きながらでも勉強できますし、副業案件もたくさんあります。
好きなことを見つけるのは大変なので、まずはお金のために動画編集の副業を始めてみましょう。
そこで、楽しさ・やりがいを見つけたら続ければいいですし、大変だったら辞めればいいだけです。
シンプルに、まずは行動してみましょう。
楽しさや、やりがいのある仕事でお金を稼げれば、人生も楽しく過ごせるはずですよ。
動画編集の副業の始め方は、下記記事を参考にしてみてください。
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それでは今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。