レンタルスペースの物件の探し方５選【稼げる物件の見分け方も解説】

「レンタルスペースOKの物件ってどうやって探せばいいの？あとどんな物件を選べばいいのかも教えてほしいんだけど...」

そんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリットはこんな感じです。

レンタルスペースの物件の探し方が分かる

レンタルスペースで稼げる物件の見分け方が分かる

稼げるレンタルスペースの作り方も分かる

レンタルスペースの物件探しには色々な方法があります。

そこで本記事では、物件探しの方法についてまとめました。

そして、４つのレンタルスペースを運営していて月１６０万円以上稼いでいる僕が、稼げる物件の見分け方も教えますので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

レンタルスペースの物件探しの方法

いきなり言うのもなんですが、レンタルスペース運営で一番大変なのが物件探しです。

この記事を読んでいる人は、賃貸マンションやアパートなどで、レンタルスペースを始めようと考えていると思いますが、賃貸物件でレンタルスペースOKの物件ってほとんどありません。

100件に1件くらいでしょうか。

レンタルスペースを始めるのに、最初にして最大の難関なのが物件探しなのです。

でも、逆を言えば物件さえ見つかれば勝ちです。レンタルスペース運営を始めたいなら、物件探しはとにかく気合を入れて取り組むことです。

レンタルスペースの物件探しの方法については下記の通りです。

不動産屋に探してもらう

オーナーに直接相談する

転貸可能物件紹介サイトで見つける

SNSで物件紹介者を探す

親戚や友人の物件を探す

１.不動産屋に探してもらう

不動産屋に「レンタルスペースが可能な物件」を探してもらいます。

この方法はとにかく数勝負です。

街の不動産屋に足を運んで相談に行く、ネットで探した不動産屋に電話やメールをしていきます。

断られたり、見つからないのが当たり前と思って、次、次とどんどんアプローチしていってください。

諦めずにやっていると、そのうち不動産屋から連絡をくれたり、良い担当者に出会えたり、たまたま良い物件が見つかったりします。

また、不動産屋によってはレンタルスペースという言葉を知らなかったりするので、レンタルスペースがどういうものなのか説明する必要があります。

そのための説明資料をつくっておくと、いざ話が通った時にスムーズです。

説明資料やアプローチ方法について

不動産屋やオーナーは不特定多数の人が出入りすることを嫌います。防犯上よくないことや近隣からの苦情問題になりかねないので。

なのでレンタルスペースと一言で片づけるのではなく、「会員制のレンタルスペース」ということを強調して説明すると良いです。

名前・住所・電話番号・年齢・所属先など、すべて審査した後に会員になることができて会員限定で利用できるスペースです、という感じで伝えれば印象も良くなります。

2.オーナーに直接相談する

街中を歩いてると、貸し部屋ありとか貸店舗といった看板をよく目にしますが、良さげな物件だなと思ったら書いてある電話番号にかけてみると良いです。

そうすると、オーナーに直接つながることもあります。

不動産屋をはさむよりもオーナーに直接交渉できたほうが話が早いので、オーナーと直接つながる手段がありそうならやってみてください。

３.転貸可能物件紹介サイトで見つける

ネットで「転貸可能物件」と検索すると、転貸可能(レンタルスペースOK)の物件のみを扱う不動産サイトが出てきます。

最初からこれで見つければ手間ないじゃんと思うかもですが、家賃が相場よりやや高め、また敷金礼金も多めの物件が多い印象です。

レンタルスペースで稼ぐには、初期費用や毎月の家賃も考えていかないと赤字になってしまいます。

なので、こういうサイトの物件はしっかり検討してから選ぶことをおすすめします。

４.SNSで物件紹介者を探す

Twitterでは、レンタルスペースOKの物件情報を配信している人もいたりします。

「転貸可能物件」と検索すると、紹介しているアカウントを見つけられます。

レンタルスペースについて発信しているアカウントをチェックしておくと、最新の物件情報を拾えるかもしれません。

レンスペOK物件8件配信しました。

今回のレンタルスペース運営可能物件はなかなか出ないエリアが見つかっています。

競合も少なく大チャンス。

乗降客数は多いのに競合が少ないということは

・物件を見つけるのが困難なエリア
・競合が入ってきにくい
・売上利益が安定する

こんなメリットです。

— ひろ＠レンタルスペース運営・物件配信 (@EarlySomerset) June 1, 2021

５.親戚や友人の物件を探す

ちなみに、僕はこの方法でレンタルスペース物件を見つけました。

僕がレンタルスペースをやろうと思ったときに、おばあちゃんが持っているビルの１室が１０年以上も空きテナントのままだったことを思い出したからです。

ただそこまで慣れ親しんで話せる仲ではなかったですし、おばあちゃんにも話が分かるように、２０ページに及ぶ企画書(説明資料)をつくって相談をしに行きました。

そこでしっかりプレゼンができたおかげで物件を貸していただけることになりました。

こんなふうに、周りを見返してみれば物件を持っている人が見つかったりします。

他人から借りるよりも条件は良くなることが多いので、一度自分の親戚や友人などに相談してみると良いです。

稼げる物件の見分け方

レンタルスペースで稼げる物件というのは、以下の３つが揃った物件です。

駅から近い

利用者が多い駅

家賃が安い

駅から近い

レンタルスペースは駅から近い物件ほど予約が埋まりやすいです。

できるだけ駅から近い物件を選んだほうが良いです。

利用者が多い駅

乗降人員が多い駅のほうが予約は埋まりやすいです。

各鉄道会社で「駅別の乗降人員」というデータを公開しているので、できるだけ利用者が多い駅とエリアの物件を狙いましょう。

家賃が安い

家賃はできるだけ安い物件を選びましょう。

レンタルスペースで最大の経費になるのが家賃です。家賃が毎月数万円違うだけで年間何十万円の経費になってしまいます。

レンタルスペースは赤字が続けば撤退するしかないので、家賃は安い物件を選びたいです。

築年数が古い物件でもOK？

ちなみにレンタルスペースは建物の古さは関係ないです。

レンタルスペースは外観よりも中の空間を目当てで利用するからです。

住むとなったら外観も気にしますが、レンタルスペースは一時利用なので気にする人はほとんどいないのです。

僕が運営しているレンタルスペースも５０年近く経っている物件で４Fまで階段しかない建物ですが、駅から近いとあって連日予約が入っています。

建物が古くても駅から近くて安い物件であれば、稼げる可能性が非常に高いです。

失敗しない物件の選び方

ここまで稼げる物件について話しましたが、全てがこの条件に限ったことはありません。

駅から近い、利用者が多い、家賃が安いというのは稼ぎやすいという指標であって、ぶっちゃけ言うと、どんなレンタルスペースでも稼げる可能性は秘めています。

そこで、最後に失敗しない物件の選びの方法についてまとめてみます。

できるだけコンパクトな部屋を選ぶ

できるだけコンパクトな部屋を選んだほうが失敗リスクは少ないです。

初期費用が少ない
家賃が安い
オープン準備がラク
清掃や管理もラク
個人利用や少人数利用の需要が狙える

からです。

いきなり大きな間取りの部屋を選ぶと、もちろん稼げる金額も増えるかもしれませんが、初期費用の多さや毎月の家賃の負担がけっこう重くのしかかります。

広ければ大人数の予約が入るから稼げると思いがちですが、大人数の予約というのはそう頻繁に入ることはありません。

逆に少人数の利用のほうが、どんなジャンルでも頻繁に予約が入るケースが多く、売上も安定しやすいです。

基本的にレンタルスペースは、広さと売上というのは比例しません。

最初はできるだけコンパクトで安い部屋を選ぶことをおすすめします。

予約が埋まっているスペースを真似する

また物件探しと並行して、「どんなレンタルスペースが稼げるのか？」というのをチェックしたほうが良いです。

その方法は「スペースマーケット・インスタベースで予約が埋まっているスペースをチェックする」です。

スペースマーケットやインスタベースではスペースごとに予約状況が見れるので、「△」とか「×」が多い、もしくは「◎」がほとんどないスペースをチェックしていきます。

その中で、連日予約で埋まっている人気のスペースを見つけていきます。

人気のスペースをとことんチェックして、参考にできそうなスペースを見つけてください。

そこで参考にするスペースと同じような間取りや立地条件の物件があれば、ほぼ高い確率で稼げるレンタルスペース物件と言えます。

レンタルスペースで失敗したくないなら、似たような物件が出てくるまでとことん物件探しをしましょう。

そして物件が見つかれば、あとは参考スペースの真似をして内装や備品を揃えていく感じですね。

そうした人気のスペースから逆算して物件探しからやっていくと、失敗しないレンタルスペースが作れるので、ぜひやってみてください。

まとめ：物件探しで成功すればレンタルスペースは成功する

そもそも、レンタルスペースOKの物件というのが少ないのですが、探せば必ず見つかります。

物件探しにはいろんな方法があるので、とにかく諦らめずに探していきましょう。

また良い物件さえ見つかれば、レンタルスペースは成功したようなものです。

人気のスペースから逆算した物件探しの方法も試してみてください。

それでは今回は以上です。

物件探しからレンタルスペースの始め方までは下記記事で詳しく紹介しています。