「動画編集がめんどくさいです...効果音やBGMとかテロップ入れとか、いちいち調整するのがめんどくさくて、何か解決策はありませんか?」
そんなお悩みにお答えします。
近年、動画編集者が急激に増えていますが、想像以上にめんどくさい作業ばかりなので、挫折してしまう人もかなり多いです。
そのため動画をやりたい人が増えているのに、動画編集者が足りないという状況も起きています。
逆に言えば、その「めんどくさい」が解決できれば、これから動画編集者として食べていける人になれるということです。
そこで今回は、副業の動画編集だけで年間200万円ほど稼いでいる僕が、初心者が挫折してしまう「動画編集がめんどくさい」という事の解決策を紹介していきます。
動画編集がめんどくさいと思う原因
大きく分けると、この2つです。
・作業が多い (時間がかかる)
・学習に時間がかかる
それぞれの原因についてと、解決策について紹介していきます。
作業が多い (時間がかかる)
動画編集は、見た目以上に時間がかかります。
作業する項目が多いからです。
カットやテロップなどの作業だけでも数時間かかりますし、効果音や編集をこだわろうとするとさらに時間がかかります。
この作業が多い(時間がかかる)という解決策は下記の5つです。
- 考える前に動く
- モチベが上がる動画を見る
- 毎日作業する習慣をつくる
- 作業スピードを早める
- 人に編集作業を任せる
それぞれ具体的に解説します。
1.考える前に動く
まずは気持ちの問題から。
めんどくさいと思うと、どんどん「やらない理由」が浮かんでくるもの。
「明日やろう」「〇〇が終わったらやろう...」みたいな、やらない理由が出てきて、作業することがめんどくさくなってしまいます。
そういうときは考える前に動くこと。
考える前にパソコンの前に座って動画編集ソフトを開きましょう。
これには、自宅環境を変えることも大事だったりします。
ゲームやテレビ、漫画などの誘惑があれば、動画編集どころではなくなってしまうので、パソコンの周辺、目につく範囲にはそういった誘惑になるものを置かないようにしましょう。
2.モチベが上がる動画を見る
とはいえ、すぐに動けない人は、モチベの上がる動画を見ましょう。
力が湧いてくる、意識が上がる、今頑張らなきゃ、と思う動画ですね。
よくセミナーとかに行くと、受けた後に「よっしゃ頑張ろう!」と思いますよね。
そういった動画をYoutubeで見てみてください。
本でもいいんですが、Youtubeのほうが数分でサクッと見れて効果的です。
3.毎日作業する習慣をつくる
気持ちの次は、習慣を変えていきましょう。
一度、動画編集のスキルを身につけても、作業をしないと忘れてしまったり、やらないと不安になってきます。
動画編集の作業を習慣化させれば、めんどくさいと思わなくなって、逆に作業しないと不安になるくらいになります。
その習慣を身につけるためにも、「毎日作業する」ことは大切です。
とはいえ、毎日何時間もやる必要はなく、まずは編集ソフトを立ち上げて「ちょっと作業してみる」だけで大丈夫です。それこそ1分でも。
それが毎日作業する習慣化のポイントです。
4.作業スピードを早める
気持ちや習慣を変えたとしても、動画編集はそれでも時間がかかります。
時間がかかるのがめんどくさいと思うなら、作業スピードを早めることが根本的な解決策になります。
それに作業スピードを早めれば時給単価を上げることができるので、めんどくさいと思う気持ちもどんどん薄れていきます。
作業スピードを早めるには下記のような手段があります。
- Premiere Proを使う
- パソコンのスペックを改善する
- デュアルディスプレイにする
- 動画編集用コントローラーを使う
- ショートカットキーを活用する
Premiere Proを使う
世の中には、無料で使えたり安い動画編集ソフトがたくさんあります。
iMovie、AviUtl、ムービーメーカーなど。
無料にも関わらず、わりと機能は充実しているので、無料ソフトでも動画編集は十分可能です。
しかし、無料ソフトは処理が遅く作業効率が大きく落ちてしまいます。
また無料ソフトだけだと機能が不足しているので、スキルの価値が低い=ありつける仕事に制限がかかってしまう、という弊害もあるので、おすすめはできません。
その点、おすすめの動画編集ソフトなのが「Premiere Pro」です。
初心者でも分かりやすい操作画面で、クオリティの高い動画が簡単に作れて、またAdobe製品なので世界中で使われていて使用人口が多く、分からないことがあればググれば解決できる点も良いところです。
これから動画編集で食べていこうと思うなら、ソフトはPremiere Proを選んでおけば間違いないです。
もし、色々な動画編集ソフトを見てから決めたいという方は、下記の記事を参考にしてください。
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【初心者向け】おすすめの動画編集ソフト10選【選び方も解説】
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パソコンのスペックを改善する
動画編集の作業スピードは、パソコンのスペックによっても全然変わります。
スペックの低い=性能の低いパソコンで作業していては、はっきり言って時間の無駄なので、買い替えをおすすめします。
快適な動画編集に必要なスペックはこんな感じ。
CPU:インテル Core i 7
メモリ:16GB以上
SSD:256GB以上
パソコンのメーカーはどこでも良いと思いますが、上記のスペックを満たしているものを選びましょう。
中でも重要なのは「メモリ」です。(CPUやSSDはそこまであくまで参考にという程度です)
メモリが低いと作業中にフリーズしてしまったり、処理速度が落ちてしまいます。
メモリは高ければ高いほうが良いので、32GBあれば申し分ないですし、メモリ増設して64GBにしておけば最強です。
とはいえスペックが高いパソコンは値段も高くなってしまうので、最低でもメモリが16GBあるパソコンを選びましょう。
ディアルディスプレイにする
動画編集は画面が多ければ多いほど作業がラクになります。
それは色々な編集画面を表示するからです。
編集画面の切り替えの手間はわりと面倒だし時間がかかるので、ディスプレイは1台よりか2台あったほうが作業スピードは上がります。
動画編集用コントローラーを使う
動画編集は基本的にキーボードとマウスで行いますが、使わない方法があります。
それが動画編集用コントローラー。
色調補正やタイムラインの時間軸コントロール、カット編集なども左手一つでできたりします。
操作に慣れる必要はありますが、作業スピードを早める一つの手段として覚えておくと良いです。
ショートカットキーを活用する
作業スピードを早めるには、ショートカットキーの利用は避けて通れません。
ここでは、必ず覚えておくべき必須のショートカットキーを紹介します。
アクション | ショートカット |
選択ツール | V |
トラック選択 | A |
レーザーツール | C |
保存 | Ctrl +S |
メディア書き出し | Ctrl +M |
取り消し | Ctrl +Z |
やり直し | Ctrl + Shift + Z |
カット | Ctrl +X |
貼り付け | Ctrl +V |
※Macの場合は、Ctrl→Command
5.人に作業を任せる
動画編集の時間をなくすには、これが一番理想です。
動画編集としてある程度スキルが身についてきて、実績(ポートフォリオ)も充実してきたら、動画編集を人に任せるポジションである「ディレクター」になると良いです。
ディレクターは作業自体はせず、仕事を引き受けたら、外注スタッフに作業をやらせる→上がってきた動画をチェックする→納品する、ということをやるのみになります。
動画編集の作業をがんばって継続すれば、ディレクターというポジションで食べていくことも可能なのです。
以上、動画編集の作業の多さや時間がかかる点は、こういった方法で解決することが可能です。
めんどくさいと思ってる人は、ぜひ実践してみてください。
学習に時間がかかる
そもそも動画編集のスキルを身につけるには、学習が必要です。
編集ソフトを開くだけでいきなり編集がサクサクとできるようなことはありません。
それにクオリティが高いものを作ろうとすれば、さらに経験とセンスも必要になってきます。
ここまで編集にかかる作業の多さや時間について解説してきましたが、それ以前の問題で、学習にかける時間が「めんどくさい」と思ってる人も多いと思います。
・ソフトの使い方
・動画編集のやり方
・クオリティの高い動画の作り方
ざっくり挙げるとこんなやり方を学習する=覚える必要があります。
例えば、本やYoutubeなどを見ながら独学で勉強に取り組んだとしたら、1年くらいはかかると思います。
それに、そもそもどうやって勉強すればいいか分からない人も多いんではないでしょうか。
そこで解決策です。
動画編集スクールを受講する
Youtubeや本などで動画編集は学ぶことは可能ですが、大半の人は挫折してしまいます。
それは、時間がかかり過ぎてしまうという理由です。
勉強していて分からないことが出てきたら、その都度自分で調べなければならないからです。
動画編集の勉強をしていると、そういう場面が多々出てきます。
困ったときは誰かに質問できたり相談できないと、イライラしてしまったり、諦めてしまったり、動画編集が嫌いになってしまいます。
それに、一から手取り足取り教えてもらわないと勉強できない人も多いんではないでしょうか。
そこで解決策となるのが、サポート付きの動画編集スクールを受講すること。
動画編集スクールでは、分からないことはその都度質問ができて、初心者の人に寄り添った分かりやすいカリキュラムで教えてくれるので、効率的に学習できます。
独学だと1年かかる内容が、動画編集スクールであれば2〜3ヶ月で習得も可能。動画編集スクールを利用すれば、学習にかける時間をかなり短くできるんですよね。
ここでは、いくつかの動画編集スクールをご紹介します。
ヒューマンアカデミー動画クリエイターコース
ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座は、国内最大級の実績と規模をもった動画編集スクールです。
一線で活躍するプロの動画クリエイターが監修した動画教材で、実際に操作しながらスキルを磨けるので、学習終了後にはすぐに仕事ができる力が身につきます。
動画編集者として必須ソフト「Premiere pro」の使い方から、AfterEffects、Photoshop、Illustratorなど、動画クリエイターとして活躍できるクオリティの高い動画を作れるようになります。
最初はパソコンの使い方から教えてくれるので、ほんとに未経験の方でも安心して勉強を始められます。
受講スタイルは、オンライン学習と、教室への通学、どちらか選ぶ、もしくは組み合わせることも可能です。
教室は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌など、全国23校舎あるので、自宅や職場の近くなどで教室も見つかりやすいです。
>> ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座の公式サイトはこちら
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MovieHacks
Movie Hacksは、ツイッターやブログでも活躍中の動画編集者の「生ハム帝国」さんが講師を務めているスクールです。
このスクールの特徴は、Youtubeに特化した動画編集が学べること。
Youtubeにおけるカット手法だったり、画像挿入、サムネイルの作成方法、オープニングのアニメーション作成、モーショングラフィックスの操作方法、作業効率化の方法など、
Youtubeの動画編集を学びたい人にはおすすめのスクールです。
Movie Hacksの初期費用は69800円。
受講期間やサポート期間も無制限なので安心して受講できます。
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STUDIO US
studio USは、未経験から最短2か月で動画編集が学べるスクールです。
オンライン完結のスクールで、24時間いつでもどこでも学習できます。
動画編集ソフトの使い方から実践的な技術のトレーニング、案件獲得方法まで、実に700本を超えるオンライン講座が用意されているのも、studio USならではの特徴です。
分からないことがあれば、チャットでいつでも質問ができて、プロの現役動画クリエイターが回答やアドバイスを適宜してくれます。
またstudio USは55,000円~という価格の安さも魅力のスクールです。月額払いも可能で、月4,584円~学ぶことができます。
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まとめ
今回は、動画編集がめんどくさい!を解決する方法を紹介しました。
もう一度まとめると、作業が多い(時間がかかる)を解決する方法は、下記の5つです。
- 考える前に動く
- モチベが上がる動画を見る
- 毎日作業する習慣をつくる
- 作業スピードを早める
- 人に編集作業を任せる
気持ちの問題から、編集スキルの部分まで色々ありますが、今すぐできることを実践してみてください。
また、そもそも動画編集を学ぶことからめんどくさいと思ってる人は、動画編集スクールで一から学ぶことをおすすめします。
近年、動画市場が急激に伸びていて動画編集を始める人も急増していますが、始めただけで仕事も取れずに挫折してしまう人が大半です。そのほとんどがめんどくさいと思って途中で諦めてしまうからです。
逆に言えば、この「めんどくさい」というメンタルを吹っ切ることができるだけで、動画編集者として稼いで食べていける存在になれるということ。
一歩でも動画編集の道に踏み入れているなら、諦めずに継続しましょう。そこで、めんどくさいと思ったら本記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。