アフィリエイトで稼げない９つの原因【アフィ歴10年の僕が教える】

そんなお悩みにお答えします。

この記事を書いている僕はアフィリエイト歴10年で、アフィリエイトの最高月収は400万円です。

この記事を読んでる方は、アフィリエイトなら月収100万可能だとか、すぐに稼げるものだと思ってる方も多いと思います。

しかし、アフィリエイトを10年やってきた経験で言うと、一昔前よりも稼ぐことは難しくなってきました。

ただ、だからといって、アフィリエイトで稼げないかと言われたらそうではありません。

実際に稼いでいる人は大勢います。

またアフィリエイトほど儲かるビジネスというのは他にないので、途中で辞めてしまうのはもったいないです。

それに、稼げないという人には、必ず理由があります。

そこで本記事では、アフィリエイトが稼げないと言われてる理由や、アフィリエイトで稼げない原因について紹介したいと思います。

稼げないと悩んでる方は、本記事で改善案を見つけて、行動に移してみてください。

 

アフィリエイトが稼げないと言われる理由

なぜ、アフィリエイトが稼げないと言われるのか？

それは、世の中には稼げる人と、稼げない人がいて、稼げない人のほうが割合で言うと圧倒的に多いからです。

日本アフィリエイト協議会の調査によると、アフィリエイト報酬で月1万円以上ある人は、全体の10%というデータが出ています。

さらに、月10万円以上の報酬がある人は全体の2%程度とのこと。

ちなみに、回答者の約半数がアフィリエイト歴が5年以上10年未満の人のデータということから、新規参入者だけではなく、5年以上続けても稼げない人が多いということがわかります。

残酷な話ですが、長く続けたとはいえ稼げない人が圧倒的に多いというわけです。

ですが、そこだけを切り取って話を進めてはいけない理由があります。

それはアフィリエイト市場が拡大している点です。

今までというわけではなく、今後も伸び続けることが予測されています。

上のグラフは、日本の市場調査会社の第一人者である「矢野経済研究所」が調査したアフィリエイトの市場規模を示したものです。

これを見ると、アフィリエイトが盛んだった2018年では2870億円だった市場規模が、2021年には3490億円まで達しています。

そして、2025年には5146億円まで市場規模が伸びると予測されています。

この事からわかることは、実際はアフィリエイトが稼げないのではなく、稼げる人と稼げない人の格差が広がっているということです。

新規参入者は増えているけど稼げないから諦めてどんどん辞めていく、一方で稼げてる人はどんどん稼いでいるという印象です。

では、なぜ稼げる人と稼げない人がいるのか？

それには様々な原因があるので、アフィ歴10年の僕がまとめてみました。

 

アフィリエイトで稼げない９つの原因

アフィリエイトで稼げない人が陥っている原因は、下記のとおりです。

逆を言えば、これらのことを意識して取り組めば、あなたもアフィリエイトで稼げるようになるということ。

原因となっているものが何なのか見つけてみてください。

それぞれ深掘りして解説していきますね。

 

１.そもそもアクセスが少ない

記事へのアクセス数が少ない場合は稼げません。

アフィリエイトは、確率で成果が決まるビジネスです。

アフィリエイトで収益を上げるには、こういった公式があります。

PV数：ページビュー数 (アクセス数)

CTR：クリック率 (アフィリリンク)

CVR：成約率 (商品LP)

上記の数字が高ければ高いほど、収益を最大化させることができます。

そこで、一番最初に目を向けないといけないのが「PV数」です。

あなたのブログのPV数はいくらでしょうか？

少ないPV数だと、上記で挙げた公式が当てはまらない場合があります。

例えば、とあるアフィリエイト案件でCVRが５％だったとしてら、100人中5人が買うという意味になります。

ただ最初から数値が安定して出るとは限りません。

1000人なら50人が買うはずですが、もしかしたら950人まで誰も買わないかもしれないからです。

PVの数値が多ければ多いほど、CTRとCVRの数値も正確に出てくるので、まずはPV数を伸ばすことが先決になります。

とはいえ、最初はあまり難しく考えなくてもOKです。

アクセス数を増やすには、まずは検索結果の上位を狙いましょう。

もし、あなたの書いた記事が１ページ目に表示されているとしたら素晴らしいことですが、検索結果の１位と１０位のクリック率が約20倍も違うことをご存知でしょうか？

もっと言えば、検索結果の２ページ目や３ページ目であればほぼ記事が読まれません。

検索結果の上位を目指すには、小手先のテクニックでは全く意味がありませんし、Googleの検索エンジンも賢くなっているので通用しません。

Googleは検索ユーザーにとって最適な情報を提供することを目的にしているので、検索上位を狙いたいのであれば、検索意図に沿った記事を書く必要があります。

そうは言っても「検索意図に沿った記事は書いてるつもりなんだけどアクセスが少ない...」という方も多いと思います。

そうした場合は、根本の原因は記事数が少ないことが考えられます。

 

２. 記事量・記事数が足りない

アフィリエイトをやる上では、記事量の多さは重要な要素です。

とはいえ、記事量だけを意識すればいいというわけではないです。

よくある間違いないなのが、１記事＝３０００文字以上は書きましょうという文字数目標で書くこと。

文字数が問題なのではなくて、検索ユーザーが読んで満足できる記事量にすること、これが重要です。

なので文字数よりも記事の量が足りていれば、検索エンジン側でも評価してくれるはずです。

しかし、その記事を読んで新たな疑問が出てきた場合、その疑問にも答える必要があります。

そうしたことを考えると記事数も必然的に多くなっていくはずです。

記事量や、記事数が多いサイトは評価されやすいです。

一般的には、100記事以上の記事があるとアクセス数が増えて安定すると言われています。

もちろん100記事というのは1つの目安ではありますが、アフィリエイトをやっているけど稼げないという人は、記事数が少ないという理由が非常に多いです。

中には1ページだけのサイト「ペラサイト」を量産して稼ぐという手法もあったりしますが、この場合もサイト数(記事数)勝負です。

記事数を増やすためには、そのジャンルの知識をもっと勉強する、またはキーワード選定ツールなどを使ってみてください。「ラッコキーワード」なんかが使えます。

記事数が増えてくると、サイト自体に力がついてくる(ドメインパワーがつく)ので、検索エンジンからも評価されやすくなります。

とはいえ、ただ単に記事数を増やすことを目的にしないこと。

評価されるのは検索ユーザーが満足する記事なので、検索意図に沿った記事を書くようにしてくださいね。

 

３.リライトしていない

検索ユーザーに役に立つ記事を書いても、ガンガン記事を書いて記事数を増やしていったしても、中にはアクセスが全然増えない＝上位表示されない記事もあります。

Googleが評価してくれないせいですが、その理由のほとんどは検索ユーザーに役に立っていない、もしくは情報量が足りていない記事だからです。

なので、過去に書いた記事が、全然アクセスが来なかったとしたら、記事をリライトしましょう。

リライトのコツは、狙ったキーワードで検索して上位表示されているサイトをチェックすること。

自分が書いた記事は検索ユーザーの意図に合った記事かを見直したり、上位表示されてるサイトにあって、自分のサイトにはない情報を付け足したりしていきましょう。

またリライトするには、自分が書いた記事は何位なのか、順位チェックを行うことも大切です。

順位チェックには「Rank Tracker」というツールがおすすめです。

過去記事を順位チェックして１０位以内に入っていない記事があればリライトしましょう。

リライトする記事の目安は、書いてから3ヶ月経った記事です。3ヶ月くらいすると順位が安定するので、それでも低い順位であればリライトしましょう。

 

４.無理ゲーなジャンルに取り組んでいる

アフィリエイトには、検索結果に表示すらされない無理ゲーなジャンルがあります。

具体的には以下のジャンルです。

これらのジャンルは「YMYL (Your Money Your Life)」と言われて、正確な情報と信頼できる発信源のサイトしか検索結果に表示すらしてくれないジャンルです。

アクセスが全然来ないという場合は、今一度あなたのサイトがYMYLのジャンルに当てはまっていないか確認してみてください。

 

５.売れないジャンル・商品を選んでいる

アフィリエイトを続けていく上では、あなたの好きなジャンルや知識があるジャンルに取り組むのが良いです。

しかし、そのジャンルが全く売れない(需要がない)ジャンルだったとしたら、稼げないのは当然と言えます。

売れないジャンルだとしたらアクセス数も少ないと思います。

たとえ毎日アクセスがあったとしても、広告の種類も少ないと思うので、今後やり続けても報われないでしょう。

また、売れているジャンル(需要があるジャンル)だとしても、売れない商品(広告)を選んでしまい、稼げないというパターンも多いです。

売れない商品(広告)かどうかを見極めるには、

といったリサーチが必要です。

ASPがおすすめと紹介してくる商品(広告)の中には、売れていない商品のPRのための紹介するケースも多いです。

なので、それらの情報を鵜呑みにせず自分で選定することが大切です。

ちなみに売れる商品選びで一番確実なのは、そのジャンルの検索結果で上位表示されているアフィリエイトサイトが紹介している商品です。

上位のアフィリエイトサイトが紹介している商品＝稼げる商品なので、その商品を選べば間違い無いです。

またそれでも稼げない場合は、検索ユーザーにとってその商品が必要なものではない、属性が合っていない商品の可能性があります。

その際は、もう一度検索ユーザーが求めているものを考えて商品を選びなおしましょう。

また、商品(広告)選びは、確定率(承認率)も重要です。

確定率とは、成果が発生した後に承認される確率のこと。

例えば確定率が50%であれば、10件発生したら5件承認されて、5件非承認(キャンセル)になるということ。

いくら高単価だとしても確定率が低い商品を選んでしまうと、成果は発生してるのに全く稼げないなんて事が起こります。同じジャンルに似たような商品がある場合、この確定率もチェックして選びましょう。

確定率(承認率)はASPの各広告の詳細に記載されています。

 

６.単価の低いアフィリエイト商品ばかり取り組んでいる

初心者の方に多いのが、単価が低いアフィリエイト商品ばかり選んでしまうこと。

単価が低い商品のほうがカンタンに稼げる、みたいなイメージがあるようですが、それでは稼げないのは当然です。

たしかに無料会員登録とか、資料請求とか、読者がアクションを起こしやすいものは、成約しやすいです。

でもそれで１件300円とかの収益としたら、いくら経っても稼げません。

また以下のようなアフィリエイトも単価が低いです。

• Amazonアソシエイツ
• 楽天アフィリエイト
• Googleアドセンス

Amazonや楽天は、アフィリエイトできる商品が無限にありますが、正直言って稼ぐのは難しいです。

報酬率が1％なので、例えば1万円の収益を上げるには、100万円の商品を買ってもらう必要があります。

でも、普通に考えて、ネットで100万円の商品を買う人なんていないですよね。

高くても1万円くらいでしょうか。それでも100円の報酬にしかなりません。

またGoogleアドセンスも同じように儲かりません。

Googleアドセンスの収益の目安は、PV数×0.４円、とも言われています。

月に40万円の収益を上げるには、100万PVのサイトを作る必要があるわけです。

アフィリエイトサイトで月100万PVを目指すのは、ほぼ不可能なレベルです。

Googleアドセンスの収益のために、アフィリエイトサイトを作るのはかなりコスパが悪いと言えます。

ちなみに僕の経験から言って、単価が低い案件、高い案件に、難易度の差はそこまでないです。

取り組む案件によって、稼げる額もかなり変わるので、できるだけ単価が高いジャンルや、アフィリエイト商品を扱うようにしましょう。

 

７.文章スキルが低い

検索ユーザーに役立つ記事を書けたとしても、商品やサービス(アフィリエイト広告)に繋げることができなければ稼げないのは当然です。

そのために必要なことは、文章スキルです。

特に必要なのが、セールスライティングです。

セールスライティングについては沢山の本や情報商材が販売されていますが、それを読んで実践していくのがおすすめです。

それ以外には、稼いでいる人の記事や、上位サイトの記事を、そっくりそのまま書いてみる(模写する)練習も効果があります。

文章スキルを上達させるには、良い文章や言葉の使いかたなどを真似して表現の仕方を盗むのがおすすめの方法です。

とはいえ、最初はうまくいかないのは当然です。続けていく上で文章スキルは磨かれていくので、とにかく記事を書くことを続けていってください。

 

８.広告がクリックされていない

いくら検索ユーザーに役に立つ記事を書いてアクセスを集めたとしても、肝心の広告がクリックされなければ収益に繋がりません。

前述しましたが、アフィリエイトで収益を上げる公式は以下のとおりです。

PV数：ページビュー数 (アクセス数)

CTR：クリック率 (アフィリリンク)

CVR：成約率 (商品LP)

クリックされない＝ CTR (クリック率)が低ければ、いくらPV数(アクセス数)があっても、CVRが高い(成約率の高い)商品だったとしても稼げません。

クリック率が低いのは、以下のような原因があります。

これらのことができていない場合、広告がクリックされないのも当然です。

まずは前述した「セールスライティング」を勉強したり、上位サイトの表現を真似してみましょう。

テクニック的な部分もお話しします。

基本的にアフィリエイトの広告は、分かりやすいように「大きく目立たせる」ことが重要です。

クリック率を上げるためには、

• バナーではなくテキストリンクを使う
• 青文字のリンクにする
• 小さい文字より大きな文字
• 文字よりもボタンにする
• ボタンの色を変えてみる

といった方法があります。

ただこれについては、正解というものがありません。

記事量と記事数を増やしていってアクセスが伸びてきたら、色々とテストをして、一番クリック率が高いものを採用する、といった作業をしてみてください。

 

９.続けられない

アフィリエイトで最も難しいことなのが続けることです。

続けられない人はアフィリエイトに取り組んでも稼げません。

続けられない理由は以下のとおりです。

アフィリエイトは、最初のうちはとにかく記事を書き続ける必要があります。

誰から何を言われることもなく自発的にやらなければならないですし、記事を書くのは自分一人、孤独な作業が苦手な人は向いていません。

また記事を書いたとしてもすぐに結果は出ません。

初心者が月5万円稼ぐにはどれくらいの期間が必要かというと、アフィ歴10年の僕の肌感では最低でも「10ヶ月〜1年」はかかるイメージです。

これは記事を公開しても検索エンジンから評価されるまでに時間がかかるからです。

しかし、それを待てずにアフィリエイトを辞めていく人がほとんどなので、稼げない人が非常に多いのです。

アフィリエイトのような孤独な作業を続けていくには、目標を立てることでモチベーションを維持できます。

また成果が出るまでは、最低でも10ヶ月はかかると思って取り組むようにしてください。

 

【稼げないは誤解】アフィリエイトはボロ儲けのビジネスです

アフィリエイトは、月1000円ほどの経費で、在庫を持たないで、パソコン一つで始められるビジネスです。

もちろん、仕入れが要らないので資金も要らない、それでいて商品が売れたら、売れた分だけ収入になります。

利益率で言ったら、ほぼ100%と言ってもいいくらい。世の中に、こんなボロ儲けのビジネスなんて他にはないです。

 

アフィリエイトの唯一のリスクは時間

ただ一つだけリスクがあるとしたら、時間です。

前述したように、アフィリエイトはなかなか成果が出ません。

ちなみに僕がアフィリエイトを始めた当初は、１日４～５時間、作業をし続けて、10ヶ月後に月１０万円を稼げるようになりました。

ちなみに９ヶ月目までは、月に数千円しか稼げませんでしたからね。時給でいったら50円くらいの計算。

もしここで辞めてたとしたら、たしかにアフィリエイトは儲からないと思いますよね。

でも、アフィリエイトを正しい方法で続けていけば、必ずブレイクポイントが来ます。

僕のように、月に数千円→月10万円になったみたいに、二次曲線的に収入が増えるときのことです。

そのブレイクポイントまでコツコツと頑張れば、アフィリエイトってボロ儲けじゃん、と思うときが来るはずです。

世の中の「アフィリエイトは稼げないよ」という人は、ブレイクポイントまで続けられずに、諦めた人たちです。

そういった人たちの声ばかりに耳を傾けずに、アフィリエイトで実際に稼いでいる人の声をたくさん拾うようにしましょう。

特に最初の頃は、全然稼げずに心が折れそうになっているはずなので、ポジティブな意見だけを取り入れたほうが良いですよ。

とはいえ、どんなビジネスや勉強だとしても成果が出るまで1年ぐらいかかるのは普通のこと。

時間がかかること＝リスクというのは考えすぎなので、淡々と続けていきましょう。

 

まとめ

今回の内容のポイントをまとめます。

アフィリエイトで稼げない原因は下記のとおりです。

稼げない９つの原因

1. そもそもアクセスが少ない
2. 記事量・記事数が足りない
3. リライトしていない
4. 無理ゲーなジャンルで取り組んでいる
5. 売れないジャンル・商品を選んでいる
6. 単価の低いアフィリエイト商品ばかり取り組んでいる
7. 文章スキルが低い
8. 広告がクリックされていない
9. 続けられない

アフィリエイトで稼げないと悩んでる方は、以上の原因がなにか当てはまっていないかチェックしてみてください。

そして、もし当てはまっていたらそこを改善してください。

アフィリエイトは今後も市場規模が拡大していきますし、パソコン１つで始められて、どんなビジネスよりも儲かるビジネスです。

アフィリエイトで稼げる人というのは一部です。

稼げる人になるためには、今回紹介した原因を改善して正しい方法で記事を書き続けること、そして辞めないことだけです。

1年後にあんとき辞めなくて良かった...と言えるように、毎日少しづつでもいいので作業を続けていってくださいね。

それでは今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。